日本
小型のイプシロンSロケットエンジンの燃焼実験中に異常燃焼から爆発に至った。2023年7月17日に最初の燃焼試験で爆発を起こしてから2回目の事故になった。このロケットはIHIエアロスペース社が製造したものである。 一方,三菱重工業が製造した大型のH3ロケッ…
東京都のトライアル就労のCM を見た(成長産業への就職をサポート|成長産業人材雇用支援事業 (seicyo-tokyo.jp))。「働く」ことの意味を考えよう,というための場の提供だと思われる。 筆者は古い世代なので,お金を得るためには働くのが当たり前だと思っ…
「政党は株式会社なのか」というタイトルが,筆者のブログの下書きにずっと眠っていた。このタイトルで何かを訴えたいと思ってメモしたのだが,うまく展開できずにいた。 立憲民主党の党首選挙の結果が出て,今週末に自由民主党総裁選挙を迎えるタイミングで…
2024年9月に入ってもまだ猛暑日が続き,熱中症まで発生している。暑い日と言えば「ウナギの蒲焼」である。筆者はもちろん好きだし,おいしいと思っている。 ただ,タイトルに書いたように,その味付けが「濃い」「甘い」と決まっているのが,少し不思議なの…
アメリカには,グリーンカードという身分証明書がある。このカードがなければ,家を買うことも就職することも学校に行くこともできない。顔写真入り,指紋入りで,大人から子供まで所持している。 日本で写真入りで身分を証明できるモノは,運転免許証だけだ…
デジタル化のためにはリアルを知っておく必要があると筆者は書いた(リアルがある限りAIは人間には勝てない--しかしAIに勝つためにはリアルを捨ててはならない - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2024/3/19)。インターネット上の情報をかき集めて,そこか…
2011年3月11日の東日本大震災からあと2日で13年になる。筆者の両親と兄家族は,1995年1月17日の阪神淡路大震災に遭い,筆者は首都圏でいずれの被害にも遭っていない。いよいよ首都直下地震の懸念が高まっている中で,地震や津波,それに伴う火災という自然災…
ロシアによるウクライナ侵攻から何と2年が経過してしまった。ロシア対ウクライナの争いは、東側対西側に拡大し、仲介役の国連もまったく機能しなくなった。 ロシアのプーチン大統領の頭の中は,いったいどういう構造になっているのだろうかと考えてみるのだ…
自民党もいよいよ崩壊するのだろうか。パーティーをやめれば,活動資金が献金だけになり,使用目的を明確にしなければならなくなって,これまでのような既得権益は得られなくなる。献金側も効果の期待感が薄くなり,献金額を減らしたり,献金しなくなったり…
子育て支援と称して,さまざまな姑息な提案がされている。そこにまた,所得制限を掛けるとか掛けないとか,枝葉末節の議論ばかりである。 こんなことでは,少子化対策にはならない,ということは分かっているはずなのに,目の前のご機嫌取りのための官僚の姑…
筆者は英語は好きだし,聞いて理解することも,話すこともそれほど不自由には感じていない。しかし,すべての英語を聞き取れるわけでもなく,特に映画や音楽の歌詞を聞き取ることはほとんどできない。中途半端な英語だなと思っている。 もし,自分がバイリン…
大谷翔平さんや八村塁さんなど,海外で活躍する日本人選手が増えている。一時期は,サッカー選手の活躍がマスコミには大きく取り上げられたが,今は大谷さんばかりが話題になる。2時間のワイドショーのうち,大谷さんの話題はその1/3の40分にものぼる。特に…
世の中、時間が足りないと言う人が増えたのか、タイパ(タイムパフォーマンス、単位時間当たりの成果)が重要というコメントをよく見かける。本当にそうなのだろうか。 時短という言葉もよく聞かれる。同じ結果が得られるなら、手早い方法がいいという訳であ…
2023/6/19,ブリンケン米国務長官と中国の習近平氏の会談が実現した。これは,画期的なことだと筆者は考える。 中国トップの習近平は,めったなことでは他国のトップに会わない。筆者は,習近平がブリンケン氏を真の交渉相手として認めたのではないかと考え…
福島第一原発の処理水の放出が始まる。問題は、処理水が今のところ「終息」することがないことである。つまり、原発がある限り、永遠に冷却を続け、その処理水を流し続けなければならないことである。廃炉にまだ50年もかかる。元を絶っても周辺の汚染はなく…
今や、日本人は「癒し」ばかり求めている。その需要に無分別に便乗しているのが、テレビ業界であり、広告業界である。 テレビを観れば、出てくるのはタレントとダンシングシンガー、日本人大リーガーだけである。特にCM に至っては、ほぼお笑い芸人で占めら…
2023/5/31、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。軍事衛星を打ち上げるロケットという触れ込みで「6月の早い段階で打ち上げる」と事前通告があった件である。2段目への着火に失敗したとされている。 日本は事前の予告の段階で「これはロケットという名を借りた…
広島G7サミットが終了した。非常に大きな意義があったサミットだが,思わぬハプニングもあり,それが近い将来にどう影響するかについて,筆者の考えをまとめておくことにする。 そのまえにG7の「G」とはなにかを自問してみると,答えが出なかった。最初は「G…
岸田文雄首相の行動として、筆者が初めて評価したのが、今回のアフリカ訪問である。素晴らしい判断だと思う。外務大臣経験者としての初めての発想ではないかと思えた。 若年人口が減っている日本と、成長期にあるアフリカがジョイントすると、経済的に強固な…
「貯蓄から投資へ」と岸田政権は呼び掛けている。つまり、国力を上げられないので給料は増やせる改革ができないというお手上げ宣言である。 しかし、本来の意味の投資は、成長することを応援するために資金を提供し、成長したらそのお礼としての利益還元をし…
西暦2000年を過ぎた辺りで,地球温暖化の歯止めがなかなか効かない状況が見えてきた。2030年がターニングポイントと言われるようになり,石油や石炭,天然ガスなどの化石燃料から,再生可能エネルギーへ,との切り替えが叫ばれているが,その最先鋒だった原…