jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

地球温暖化

落ち葉は燃やさず土に帰す--燃やすと二酸化炭素が元に戻ってしまう

ようやく秋めいてきた。秋雨前線による雨が全国を覆っている。 通勤途中の歩道に,街路樹の落ち葉が大量に落ちていた。猛暑からの気温の落差と,雨によって一気に落葉したのかもしれない。 街中なので,この落ち葉は数日中に地域住民によって掃除されるだろ…

水は低いところに流れて集まり染み込む--この性質をもう一度把握して水害を考えるべき

もう一度「水害」を整理したい--豪雨,土砂災害,津波だけじゃない,水道管漏水による陥没も視野に入れる必要 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/9/27)と書いて「水害」の恐さを再認識したのだが,そもそも水が高いところから低いところに流れるこ…

地球の水は今後どうなるかを考えてみた--陸が沈むのが先か,干上がってしまうのが先か

地球温暖化が止まらない。地上の氷河やツンドラが溶け,海上の流氷が溶け,南極さえ危険にさらされつつある。温度の上昇した海からは大量の水蒸気が空中に入り込み,これがハリケーンを誘発して巨大化し,陸地にぶつかって大量の雨が降る。かつて崩れたこと…

炭酸飲料から放出されるCO2量を計算してみる--再利用CO2ながら,全排出量の16万分の1

500mLペットボトルの中の炭酸水に入っている二酸化炭素の量をいちおう計算してみることにする(「強炭酸水+氷」でビールのノドごしを代替できるか--最低価格のノンアル - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2024/9/4)。モノの本によると,工業的に生産され…

台風直撃より恐い線状降水帯--大気中の水分量増加が原因

2024/8/26現在、台風10号が接近中である。週明けにも本州直撃などと予想されていたが、今日現在は水曜日ごろまで上陸予測がずれている。コースもどんどん西寄りになっているし、どこかで北東方向に向きを変えるという予報だが、これも確定しない。さらに、こ…

男子中心のスポーツは人類の終末を感じる--結局闘って勝敗を決めたいという理性の無さを感じる

100回目の夏の高校野球が終わった。アメリカ大リーグで大谷翔平選手が1シーズンで40盗塁-40本塁を達成した。 スポーツの8割は男子、プロスポーツでは女子の登録はテニスとゴルフしかない。 元々は、相手を殺すまで戦う戦争の代わりに、能力で勝敗を決めよう…

気象モデルが温暖化によって使えなくなった--オオカミ少年で経済的被害

2024/8/15をピークとした台風7号の“関東直撃”は,結果的には比較的軽微に終わった。2019年の台風19号と似た規模,コースを教訓に,事前に鉄道の計画運休が行われた。特に,東海道新幹線の東京-名古屋間を半日運休にしたほか,地下鉄東西線が丸1日,成田空港…

体温超えの気温に新提案--もはや「海水の直接冷却」しか方法がないのではないか

これはもはや待ったなしである。というのも,CO2の排出量をゼロにしても,気温のピークを迎えるのにあと10年はかかる。今の人類の活動において,CO2発生ゼロ生活は無理である。 何度も書いているが,太陽電池パネルも風力発電機も,その他の再生エネルギーや…

カラスのあとにクマが来る--と仮説を立ててみた

ここ1年ぐらい,急にクマに襲われる人が増えている。 原因を素人的に分析してみると,①人間の居住区域が広がり,クマの暮らす区域が狭くなった,②エサの量が減り,人間に居住区域まで行動する機会が増えた,③人間と接する機会が増え,人間が自分よりも力が弱…

3Dプリンターによるコンクリート平屋住宅に,別の意味での期待

住宅も3Dプリンターの時代? 早く安く丈夫 業界にもメリット (msn.com) (2023/10/25 毎日新聞)という記事を読んだ。工場でコンクリートを3Dプリンターで射出し,整形して部品を製造し,現場で組み立てるだけ,という。 コンクリートの部材は重量があるから…

外側がシルバーの日傘に対しての個人的な感想--被害を受けるのは短時間なので我慢我慢

2023年8月の最終日である。筆者の子供の頃は,8月いっぱいまでが夏休みで,9月1日から2学期だったように思うのだが,多くの学校はなぜか昨日の8/30が新学期だった。筆者にとっての「夏の最終日」ということで,表題のテーマについてまとめさせていただくこと…

若い人による無差別な傷害事件に人類崩壊の危惧を覚える--戦争や対立を続けている人たちも単なる利己主義である

電車の中でナイフで人を刺すという凶悪な事件が続いている。闇バイトで白昼堂々と宝石店を襲撃するという事件も続いている。無差別に人に危害を与えたり,モノを壊したり,といった,社会的意識の低い行動が,特に若い人の犯罪として行われていることに日本…

航空機への夢--こちらも「水素燃料ジェットエンジン」を成功させることが日本を救う

航空宇宙産業は,筆者の時代には夢の産業だった。空への憧れはレオナルド・ダ・ビンチの時代からあるわけで,人間の本性なのだと思う。琵琶湖で毎年行われている鳥人間コンテストも,チャレンジングでワクワクする。当初はスタート直後にヤグラから真っ逆さ…

庭や駐車スペースの地下にシェルターユニットを埋め込むアイディア

2022/5/28。土日の今日と明日は,5月としては記録的な猛暑日になる可能性があるという。地球温暖化防止と言いながら,エアコンを使うには発電しなければならない。主力の火力発電は,今のところ必ず二酸化炭素を膨大に排出する。堂々巡りして,結局,地球温…

換気vs寒気&暖房,そして花粉,熱気&冷房,省エネ--この悪循環を断ち切るための考察。「リゾートテレワーク」が理想という結論

筆者としてはようやく,新型コロナウイルスに対する攻め方・守り方に確信が持ててきたので,遅まきながらまとめてみたいと思う。 2020年初の初期型でも,結果としては一般的な会話時に発するマイクロ飛沫による空気感染が中心だったと思われる。2022年時点の…

フェイク画像・フェイク音声を作るAIなんて,もはや人新世(アントロポシーン)の終わり--AI新世の到来か

人新世(アントロポシーン)をご存知だろうか。人類によって地球環境がコントロールされることを表す。 地球は30億年前に誕生し,さまざまな歴史を刻んできた。氷河期も通り過ぎてきた。隕石の衝突で生物の体系が根本的に変わった時代もあった。そして人類が…

非常用に大型バッテリーを導入--気休めだがコスパとメンテフリーに期待

非常用電源について,いつも考えてきたのだが,ガソリン式発電機もプロパンガス発電機も,騒音と排気ガスの問題があるために,今ひとつ踏み切れないでいた。過去のブログは以下。プロパンガス発電機(低圧LPガス発電機)も検討中 - jeyseni's diary (hatenab…

開会式演出で評価されること--省エネ,早い選手入場,観客席からの観戦を評価【追記】超大型床面LEDディスプレイ

北京冬期オリンピック--明日2022/2/4が開会式とは思えないほどの不気味な静けさ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/2/3 と書いた。その翌日,日本時間で21時(現地時間20時)に開会式が行われた。 筆者の予想に反して,前半の細かいディスプレイワー…

指導者が変わらない怖さと変わる怖さ

イギリスのボリス・ジョンソン首相が,同国のロックダウン中に首相官邸でワインパーティーを繰り返し開いていたことが明らかになり,退陣を迫られている。 イギリスは,2020年12月31日午後11時にEUからの離脱を完了した。EU離脱を推進した同首相は,強いリー…

権力,金力の暴走--国同士の兄弟ゲンカを止める方法はないものか

「世界は一家,人類はみな兄弟」というのは,ある財団の標語である。平和な世界を目指して活動をしている。資金がギャンブルの収益金というのが,筆者にとっては抵抗があるところだが,志は立派であり,1つの理想形かなと思っていた。 仮に,世界全体が1つの…

メタバース=それはまさに“パラレルワールド”--だがリアル社会以上に無法地帯である

メタバースが急速に進行している 「メタバース」--クラウドに続いてまたまたネーミングで先を越されたと感じるIT - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/7。筆者はメタバースの定義について当初,VR(バーチャルリアリティ)という仮想空間がさらに高解…

エッセンシャルワーカーについての考察

2020年1月ごろからのCOVID-19の世界的な蔓延が始まって3年目に入るが,引き続き厄介な状況が続いている。筆者は当初,2週間~3週間という短期間に徹底的に封じ込める,いわゆるロックダウンで感染者を炙り出して徹底的に隔離する方法を提案した 2週間の完全…

災害に強い家を考える--最終案は鉄筋コンクリートのシェルターか

日本家屋は、もともと雨と夏を基準に考えられてきた。換気が良く、そして雨が吹き込まないようにヒサシが張り出していた。窓を大きく取ったのも湿気がこもらないように考えられたものだろう。 この構造は、地震や風には弱い。多少とも風に強くするために屋根…

エネルギーの次の主役を検討中--チャートをみんなで考えてほしい

筆者は,次世代エネルギーとして「水素燃焼発電」推しなのだが,ほかにも微細藻類から取れたオイルを使う方法や,バイオマス燃料を使う方法などが自己主張をしているため,迷いまくっている。そこで,化石燃料を含めたエネルギーの相関図をまとめてみること…

燃焼直後にCO2吸収--セラミックや液体などでオンサイトで吸収し,分離して貯蔵する技術を

二酸化炭素は水に溶けやすいと,小学校の理科で習った。試験管の中で物を燃やしたあと,その試験管を水面に立てると,水面が上がっていく。燃焼で酸素が二酸化炭素に置き換わり,これが水に溶けたために,水面が上がった。 100ccの水に,二酸化炭素の気体に…

ISSは観光地ではない--宇宙ビジネスはただちにやめるべき

ロシアのロケットで日本人が初めてISS(国際宇宙ステーション)に行って12時間滞在するという話題である。 さまざまな事業でカネ儲けをしたというが,一時は破産の話もあった。大金をロシア政府に支払い,ISSに行ってからも地上の視聴者に相当額のプレゼント…

重症直前の「地球さん」のための“ワクチン”開発--環境の自己回復はそろそろ限界

生き物には,自己回復能力がある。いわゆる生命力である。傷を受けても病気になっても,回復する力がある。回復力を高めるための知恵も持っている。生命というのは,ものすごい設計をされたものだと思う。もちろん,すべて100%回復できずに死ぬパターンもあ…

久しぶりに聞いた「半導体は産業の米」--かつてのメモリー大国だった日本の凋落ぶり

1980年代,あらゆる電化製品にマイクロコンピュータが搭載された。炊飯器にまで搭載され,火加減のコントロールが細かくできるようになった。電子化が困難と言われたクルマのエンジン制御用にもマイコンが搭載されるようになり,その後は排気ガス規制のため…

天皇家と華族と一般庶民の関係をそろそろ一掃するいい機会にしてほしい

眞子さんと小室圭氏の結婚が2021/10/26に成立し,昨日11/14に米国に移住した。あとは一般庶民と同じ立場での人生を送ることになるので,あえてコメントはしない。 考えてみると,かつて皇族や華族といえば,雲の上の存在であり,一般庶民との交流は皆無に等…

太陽電池か水素か--それでも間に合わないような気がする

太陽電池の発電効率を上げる技術として,量子ドットデバイスと高出力回路が日本発の技術として注目されているという。 量子ドットデバイスは,最近発表されたシャープの液晶テレビのバックライトの「ミニLED」でも実用化した。これの逆の原理で,受け取った…