jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

人類-犯罪

すべての争いは「自己チュー(自己中心)」から生まれる--SNS,犯罪,そして戦争

世界の中心はどこにあるのだろうか,と考えたとき,どうも人間というものは「自分が世の中の中心にある」と思ってしまう性質を持っているようである。いわば,自己チュー(自己中心)である。すべてのイザコザや争いは,ここから生じていると考えられる。 自…

腰砕けのマスコミと評論家--噂が噂を呼ぶSNSの恐ろしさは“民意”とは違うことを再分析せよ

斎藤元彦氏が兵庫県知事選挙で再選された。パワーハラスメントで県職員が自殺をしたことで県議会が不信任案を可決し,失職したことを受けての再選挙での再選だった。 マスコミは,選挙活動期間中にこの事件の顛末を報道し,評論家もワイドショーのコメンテー…

FileMaker+AIに強い懸念--筆者のオススメツールではなくなったと判断

「FileMaker と LLM の統合が PBL を革新します。フィールドワークにおけるデータ収集とその洞察が AI などのテクノロジーと容易に結びつくことで地域社会の課題を解決する鍵となります。」– 公立千歳科学技術大学 情報システム工学科 特任教授・博士、曽我 …

ニセ情報を「作り出す」生成AIに浮かれる世の中が理解できない件--主体性を失っているからではないのか

筆者は現在,個人的な理由で自宅でもなく会社でもない場所で過ごしている。当初,ここに入所する際,「Wi-Fiは使えますか?」と訪ねた。使えると聞いて安心し,モバイルWi-Fiは持って来なかった。最初,提示されたSSIDとパスワードを入れてつながらず焦った…

多様性は地域・環境ごとの生き残り戦略とすれば,ヒトもそろそろ淘汰の段階なのかもしれないと考える件

生き物が,地球上の地域によって姿,形,食べ物を変えて棲み分けて生きてきた。種の多様性は,気候変動によってその種が絶滅することを防ごうとする自然の摂理だとされている。 一方,ヒトは他の生き物と同様にその地域の気候に合わせて多様な文化を生み出し…

クシャミとDNA鑑定--エチケットなしのクシャミを犯行として証拠を見つける方法

新型コロナウイルス禍は,まだ足元でくすぶっている,と筆者は思っている。というのも,感染症に対する日本人の対応がまた「喉元過ぎれば熱さ忘れる」になっているからである。 感染症防止への基本的対策は,マスク,手洗い,換気である。このうち,手洗いに…

女性問題や性犯罪を起こす男が信じられない--2回目は極刑とすべき段階に来てしまったのかもしれない

妻以外の女性との不適切な関係になったとのことで,文部科学政務官の辞表を提出した自民党の山田太郎参院議員(56)。政治家や官僚がカネに汚いのは,もう聞き飽きるほど聞いた。そのうえ,女性関係までまともではないとなっては,もはや何を信じればいいの…

スネに傷を持たない人はいないのではないか--個人のルールと組織のルールをどう使い分けるかが問題

ジャニー喜多川が,事務所のタレントに性加害をしたことが彼の死後に発覚し,さまざまな取り上げられ方をしている。これは,個人の問題だけでもなく,会社という組織の密室の中の問題だけでもなく,社会全体,人類全体の問題であり,単純に糾弾して終わりと…

密室犯罪とマスメディアの対応--経営における権威・権力の構図が変わることを期待

海外記者が見た「日本のジャニーズ報道の異常さ」 「弱きを挫き、強きを助ける」歪みまくった構造 (msn.com) 2023/9/1の東洋経済オンラインの記事である。 海外ではジャーナリストは一匹狼である。日本で言うと,評判の悪い写真雑誌のパパラッチカメラマンによる…

若い人による無差別な傷害事件に人類崩壊の危惧を覚える--戦争や対立を続けている人たちも単なる利己主義である

電車の中でナイフで人を刺すという凶悪な事件が続いている。闇バイトで白昼堂々と宝石店を襲撃するという事件も続いている。無差別に人に危害を与えたり,モノを壊したり,といった,社会的意識の低い行動が,特に若い人の犯罪として行われていることに日本…

“ThreadsにAIフィルタリング”がないなら賛同しない--匿名登録できるSNSは結局は誹謗中傷の温床

タレントのryuchellさんが自殺した。SNSでさまざまな誹謗中傷を受けていたらしい。27歳。最初は男性として頬に赤い丸いお化粧をした目立つだけの印象だったが,結婚して子供もでき,楽しい家庭を築いたかに見えた。その後,離婚し,ここ1年ぐらいは筆者には…

「確証バイアス」を考える--「これだけは絶対にしない」という一線にバイアスをかけないための基準・規範が求められる

思い込みを持っていると、ほかにどのような情報があっても最初の考えを支持する情報ばかりが目に付く。これを「認知バイアス」という。その1つに「確証バイアス」というのがあり,自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい…

介護士,保育士,教員,医者・看護師,そして親・・いったい誰を信用すればいいのだろうか

複数の認定保育園で,保育士による園児の虐待が発覚した。高齢者施設では,虐待による殺人事件が起きている。病院では,看護師が患者の点滴に筋弛緩剤や洗剤を入れる殺人が行われた。医者は,麻酔で意識がなくなっている患者に性暴行を加えたり,外では睡眠…

人を描く難しさ--ハリウッド映画のジレンマ

2022/3/27に開かれた米アカデミー賞の発表・授賞式で、俳優、ウィル・スミスが妻の髪形をからかう冗談を言ったコメディアンのクリス・ロックに激怒し、ステージ上で平手打ちした。 この事件について,個人の行動,言動に対する賛否,コメディアンという仕事…

比較されず、棲み分けできる世界が欲しい--力とカネは人の理性を失わせる

変なタイトルである。人類は,生物の中で唯一,「理性」を持てたはずなのに,戦争という最も残酷な方法を行使できていることの矛盾を考えたところから,このブログは始まる。 筆者は,第二次世界大戦が終結した後に生まれた戦後派で,日本という平和な国に生…

SNSは恐ろしい--感情的な批判表現は「表現の自由」ではなく「勝手表現」。規制する技術が必要と感じる

筆者は仕事上,他人の文章を読んでチェックすることも多い。基本的に,その人の文章はその人の責任であり,その人の個性なので,漢字や文法的な間違いを指摘修正し,出版物の書式に従った加筆修正は行うものの,そのほかはそのまま通してしまう。細かい部分…

性犯罪はなくせるか--グルーミングという“絶対的依存関係”を考える

2022/1/29 朝からNHKで「グルーミング」というキーワードが報じられた。追跡 SNS性犯罪 悪質な“グルーミング”の手口とは… - みんなでプラス - NHK。子供の悩みの相談に乗ると言って信頼を得,周りから孤立させ,精神的な依存関係になり,性的な関係に発展す…

「他人のせい」にするのは簡単--行動の前にもう一度考える余裕と3秒先の予測を

新型コロナウイルスのオミクロン変異株とどう取り組むかについて,さまざまな意見や対応策が挙げられている。 国と自治体が発令する「緊急事態宣言」と「蔓延防止等重点措置」は,人流を減らし,人との接触機会を減らすことが最大の目的だが,飲食業と観光業…

監視カメラにAI人格分析機能を加える提案--人の監視能力には限界

2022/1/15、大学共通テストの初日、東京大学の会場前で傷害事件が起きた いかなる事情があれ,無差別犯罪は許せない--交通事故も同様 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/1/15。 犯人の17歳の高校2年生は、犯行直前に地下鉄の改札口近くで可燃物に火を…

COVID-19オミクロン株への対策は,1にマスク,2にマスク--確実な着用法の指導が必要

COVID-19オミクロン変異株の特性が少しずつ明らかになってきた。ノドや鼻などの上気道でのウイルス増殖が中心で,肺炎まで進行する重症化ケースが極端に少ない(もちろんゼロではない)。感染から発症までの期間が3日~5日と短く,発熱のほかにくしゃみや咳…

実力で身を守る方法を考える

ここのところ、電車の車内やコンビニなどの密室の状態で無差別に他人に危害を与える犯罪が多発している。また通りすがりの何の関係のない人が斬りつけられたりする被害も増えている。 通り魔といえば,これまでは引ったくりや誘拐などおカネ目的か,性犯罪が…

なぜ人は犯罪に走るのか

ことさら犯罪が増えたわけではないが,原因と思われるものを整理してみることにした。 ①電車内で刃物を振り回し,火を点けた。②電車内で特定の人を刃物で脅した。③電車内で火を点けた。④クルマであおり運転をした。⑤クルマで反対車線を逆走。⑥免停期間中に運…

男のご褒美と我慢、女のご褒美と我慢

ご褒美がもらえるとうれしい。反対に「我慢しなさい」と言われると、シュンとなる。世の中、アメとムチである。 ほとんどの世界で、この「褒美」と「我慢」は男女共通である。勉強でも会社でも男女平等である。 ところがいざセックスとなると、男女で正反対…

やってから謝って許される社会って何?

COVID-19がまだまだ収まらず,デルタ株においては,3密どころか1密状態でも感染拡大が続いている中で,「基本的なルールを守らない」人が増え続けている。集まっておしゃべりをする,おしゃべりしながら飲食する,集まりが禁止されている場所でのバーベキュ…

客,夫,大臣・・・すべて男の横暴

コンビニにマスクなしで入って「オレは客だ」と居直る男がいた。電車に乗るのも客,飛行機に乗るのも客。同じようにマスクなしで居直る。「お客様は神様です」とはよく言われることだが,客ならば万能と短絡的に思うその心理が理解に苦しむところである。 居…

ルール破りではなく、そもそも「ルールとして認知できない」と思わないとやっていられない

新型コロナウイルス禍の中での多人数での会食やカラオケ、右折レーンに入ってのウインカーなし、など、これまで筆者が気になる社会現象に対して「なぜルールを守れないのか」という視点でブログに綴ってきた。「先生」と呼ばれる人たちが平気で犯罪を起こす…

“飲食行動法”は2021年1月の緊急事態宣言まで遡って追及すべき

外アルコール,外カラオケの「禁止」と「飲食行動法」の時限立法を - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/4/16 を書いたら,今度は鹿児島県の職員による送別会の話題が報じられた。厚労省,大阪府,テレ朝などの会食について指摘をしてきたが,もう次か…

顔の肌率

男女の肌の露出度についてもう一度考える。数値化できることを目指す。 女性の場合は,肌の露出度が高いほど女性としての魅力を発揮する。攻撃体制と防御解除。これでは同等であるはずはなし。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/12/12。男性へのアピ…

埼玉県?市中感染って何市?なぜ隠す?

2021/1/28,速報で「変異ウイルス埼玉で3人」と報じられた。「イギリスに滞在歴がなく」「都内での市中感染の可能性がある」と続く。都内?市中?っていったいどこよ,って聞きたくなる。 2020年の5月ごろ,東京の方から,「西東京市って東京では一番感染者…

「顔が見えない」新型コロナウイルス禍の対人論

筆者は,その昔,大人バイクライダーだった。大人ライダーというのは,10代で免許を取ったわけではなく,就職してからわざわざバイク免許を取って,乗り始めた,という意味である。26歳で中型自動二輪免許を取得。250ccの中古バイクを買って,最長で長野の美…