jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

人類-日本人論

「働くメリット」はあるのか--働かない人が激増している現在は国の終末現象

東京都のトライアル就労のCM を見た(成長産業への就職をサポート|成長産業人材雇用支援事業 (seicyo-tokyo.jp))。「働く」ことの意味を考えよう,というための場の提供だと思われる。 筆者は古い世代なので,お金を得るためには働くのが当たり前だと思っ…

個人の「投資」は「ギャンブル」と同じ--人類や地球に役立つモノを開発する会社を支えるのはプロの銀行の役目

「貧乏人は麦を食え」とマスコミが勝手に発言を切り取って伝えて炎上したのが,昭和25年(1950年)の池田勇人蔵相(当時)の発言だった(【昭和のことば】“切り取られ”発言の元祖 貧乏人は麦を食え(昭和25年) - zakzak:夕刊フジ公式サイト)。いまでも…

自転車の無謀運転が目に余る--すべての“乗り物”に更新を含む免許制を提案

駅前の横断歩道で抜き打ちで一時停止違反の取り締まりが行われるようになって10年ほどになる。ちょうどロータリーに入るところで、警察官の姿がまったく見えない。姑息だなと思っているのだが、さすがにこちらもあきらめて一時停止するのが習慣になった。こ…

やはり「多様性」では国は成り立たない--「自由」「権利」と「共同社会」「義務」の関係,および“常識”というバイアスをきちんと整理してみる

2024年の東京都知事選挙とその後も尾を引くドタバタ劇,そして広島高裁が性器の外観を変える手術をせず、性別の変更を認める決定を出した件(手術なしで性別変更認める 外観要件「違憲の疑い」―男性から女性に・広島高裁:時事ドットコム (jiji.com))と,今…

なぜ宝くじCMはセクハラなのにオンエアーされるのか--倫理委員会がカネで買収されているのか

芸能人の格付け基準は情報番組--単なるドタバタ芸人のCM起用は広告代理店の怠慢【追記】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/3/5)の中で,宝くじのCMがセクハラだと指摘した。ナダルを誘ってバレンタイン宝くじを買いに行こうと妻夫木聡と矢本悠馬…

日本人が負のループに入った--企画力,生産力から結婚,出産,そしてイジメ,犯罪へ

人というものは,権力を持つと傲慢になって自分の思い通りに世の中を動かそうとする。金を持つと生活が派手になり金で自分の思い通りに願いをすべてかなえようとする。いずれの場合も,周囲の人間も思い通りに動かし,自分の奴隷のように扱う。対等意識など…

「カスハラ」はハラスメントではなく単なる「クレーム」--言葉の使い方に問題あり(個人的な意見です)

東京都でカスハラ(カスタマーハラスメント)の条例が可決された。カスタマー,つまり“お客様”からのクレームから店員や公共機関の窓口担当者を守るための法律である。 その趣旨は理解できるし必要な法律だと思う。ただ,カスハラという言葉の使い方には,個…

茶髪・金髪は個人のアイデンティティなのか--親になったら,元の自然に戻るべき

物心ついたときに,親が茶髪や金髪だったら,その子供はどんな気持ちになるのだろう。 世界の人口の8割は,多言語人間だという。自分の周りに複数の言葉を話す人がいることが普通で,母語以外にも理解できる言葉があり,コミュニケーションが取れている。言…

政治家は,発言すべき言葉と発言してはならない場をわきまえなければ政治家としての資質も資格もない--Xでの不適切発言は,指摘する側も場を間違えている

下水道にマスク流す人へ、市長「人間が腐ってきてるな」とX投稿…批判受け削除 (msn.com) 。長野県飯山市の江沢岸生市長のXへのコメントに対して,市議会3月定例会の一般質問で見解を聞かれた,というやり取りである。副市長と教育長が「少しきつい表現」「…

話芸は日本独自のエンタテインメントだが,現在の話芸は品がなく下劣--笑いのクオリティが低い国民性

次から次へと新しいお笑い番組が登場する。情報番組でもコマーシャルも、お笑いタレントばかりである。 日本のエンタテインメントは,基本的には話芸である。寺のお坊さんによる法話もそうだし,辻説法もそうである。これが落語,漫談,漫才などへと広がって…

量産した昆虫はニワトリやサカナのエサに--人が直接食べなくても利用する方法を考えよ

昆虫食を考える - jeyseni's diary (2021/12/15)と,ずいぶん前に書いていた。その後,学校給食でコオロギ粉末をひき肉代わりに使った「カボチャコロッケ」が提供された(食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で - 日本経済新聞 (nikkei.com) …

ホワイトカラーがいなくなった日本--ビジネスの凋落の印

「ホワイトカラー」と言っても、今の若い人には通じないかもしれない。ワイシャツを着用する仕事、つまり、いわゆるビジネスマンのことである。 戦後の経済発展の中で、会社勤めの人を主に指していた。これに対して、工場で働く人は、その作業服の色からブル…

バッグの“振り背負い”をやめてほしい--バッグ中央の手提げ用持ち手が貧弱なのが原因

デイパックが通勤・通学カバンの標準となってから15年ぐらいは経つかもしれない。ノース・フェイスのボックス型リュック「ヒューズボックス」が学生たちの間で爆発的に使われ始めたことで定着したように思える。いつごろ発売が始まったかを調べているのだが…

みみっちい話ですが--トイレの紙とSDGs

筆者はいわゆる“ぼっとんトイレ”(汲み取り式トイレ)の時代に育ってきたので,今の水洗トイレが神々しく見える。 紙も,ロール式ではなく,チリ紙だった。当時は“花紙”とも呼んでいた。鼻をかむための「鼻紙」の美的表現だったのだろう。今のティッシュペー…

政治家と会社員の違い--働いている仕事に「責任」を取れるかどうか

日本では政治家になる女性の割合は,議員の10%。しかし,女性の政治進出の先進各国でも,2021年のメキシコの48.2%が最大で,2位のフランスが39.5%。その他も30%前後で,半々には遠い。しかも,2010年はすべての国で30%を切っている。各国でもここ10年の…

第11週は予定の8/11に発表なし--厚労省も気象庁などと同じく24時間体制にすべきなのかも

2023/5/9の新型コロナ感染症五類への変更に伴い,感染状況の報告が拠点医療機関役5000の1週間当たりの感染確認者数の報告をまとめて,週1回発表することになっている。毎週金曜日が,その正式発表日となっているはずなのだが,第11週の厚生労働省の予定発表…

缶ビールを氷で冷やすグッズを買ってみたら良かった件

地球温暖化が「地球沸騰」段階へと,残念ながら加速してしまっているようである。矛盾しているとは思いながら,この熱帯状態の日本ではエアコンの適切な使用をしないと身体が持たない。 日本の文化として最高だなと思うのが,お風呂である。暑い夏でも寒い冬…

女性の「男性化け」を歓迎する--仕事の場で男性に忖度する必要なし

化粧のはっきりした女性は苦手である。仕事場でも、通勤途中でも、存在ばかり気になってしまう。何を惹き付けようとしているのかと思ってしまう。仕事の仲間としては,ビジネスライクなスタイルとコミュニケーションでいてもらいたいと思っている。 筆者の初…

男性の「女性化け」現象は多様性なのか,種の崩壊なのか--10年先の自分を夢見ることができるか考えてほしい

若い男性が「美しく」なっている。前期高齢者の筆者の目には,少女マンガの王子様風といったところだろうか。8頭身ですっきりした顔立ち,涼しい眼差し,そしてスムーズな身のこなしである。 影響を受けたのは,たぶん韓国の男性歌手グループの台頭が大きい…

裸の王様・日本は,外国にモノを売って経済で立つしかない--仕事の男女平等は大いに結構だが,これでは日本の家庭がなくなる危機に

日本は「裸の王様」である。第二次世界大戦での敗戦の後,軍事技術をすべて民間転用に集中したことにより,世界第2位の経済大国にのし上がったが,自分を守る技術も人材もすべて捨てた。経済の著しい成長は,世界に稀な終身雇用制で企業規模を拡大し,全方位…

日本人男性の巨大化が急速に進行--異常体型への自覚なし

日本人女性は、どんどん美しく洗練されてきているように感じる。 これに対して、日本人男性の上半身のムチムチ化と薄毛がやたらに目立つようになったと感じる。 戦後の高度成長期のジャパニーズビジネスマンの姿は、黒縁メガネに手提げのビジネスバッグ、そ…

薬味倍増で満足感倍増--高知のナスたたきに挑戦

2023/7/13の日本テレビ系番組「秘密のケンミンショー」で高知の「ナスたたき」料理が紹介されていた。高知はナス生産で日本一だそうで,一般に知られているカツオのたたきと同様に食べられているのだという。 週末に向けて,家族にご飯を作ろうと思っている…

“ThreadsにAIフィルタリング”がないなら賛同しない--匿名登録できるSNSは結局は誹謗中傷の温床

タレントのryuchellさんが自殺した。SNSでさまざまな誹謗中傷を受けていたらしい。27歳。最初は男性として頬に赤い丸いお化粧をした目立つだけの印象だったが,結婚して子供もでき,楽しい家庭を築いたかに見えた。その後,離婚し,ここ1年ぐらいは筆者には…

官僚・教員・研究者・大企業人がいなくなり,日本は崩壊へ

官僚への応募が年々減っているらしい。また、官僚を辞める人は年々増えているらしい(止まらない官僚離れ どうする霞が関の人材獲得 カギは“中途”? | NHK政治マガジン 2023/6/26)。 日本人が「日本のための仕事」から「自分のための仕事」に軸足が移り、「…

エンタメが日本を滅ぼす--癒しだけでは生きて行けない

今や、日本人は「癒し」ばかり求めている。その需要に無分別に便乗しているのが、テレビ業界であり、広告業界である。 テレビを観れば、出てくるのはタレントとダンシングシンガー、日本人大リーガーだけである。特にCM に至っては、ほぼお笑い芸人で占めら…

日本は世界にとってもはや必要とされない国になった--今,日本が消えて困る人がいない

今回のG7広島サミットで,日本は会合の「場」を提供した。そこには,「核兵器廃絶」「戦争反対」をG7首脳に伝えるためのメニューはそろっていた。実際,全首脳による献花,原爆記念館の見学,被爆者との面会など,これまでアメリカのオバマ前大統領しかでき…

新型コロナウイルスとワクチンに対する日本での情報発信は,日本国民・メディアの主体性のなさの現れであることを再認識してほしい件

WHO「60歳未満の健康な成人は追加接種推奨しない」コロナワクチン新指針(Medical DOC) - Yahoo!ニュース 2023/3/28のWHOの発表を受けて,さまざまな意見が飛び交っている。メディア系は,「それ見たことか」と言わんばかりの反論キャンペーンである。 そも…

「確証バイアス」を考える--「これだけは絶対にしない」という一線にバイアスをかけないための基準・規範が求められる

思い込みを持っていると、ほかにどのような情報があっても最初の考えを支持する情報ばかりが目に付く。これを「認知バイアス」という。その1つに「確証バイアス」というのがあり,自分がすでに持っている先入観や仮説を肯定するため、自分にとって都合のよい…

阪神淡路大震災から28年--記憶は風化するが,より効率的な土地利用への発想転換を提案

1995/1/17 5:46に阪神を襲った震災から28年が過ぎた。筆者は川崎市のマンションに住んでいて,朝7時のニュースで阪神高速道路が横倒しになっている映像を見て慌てた。実家のエリアだったからである。電話をしてみたが,実家とも兄夫婦の家ともつながらなかっ…

「イエ」の崩壊が人口減少の一因--墓仕舞いを考える

日本の人口構成が釣り鐘型になり、年金や健康保険などの制度が危機的な状況にある。若者が元気がない。 かつては「イエ」があった。家長を中心に、家族で仕事をする。代々の家業を継ぐという文化があった。そこでは家長が絶対権力を持ち、家業を支えるために…