jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

キャップ+サングラス+マスク=やはり怪しく見える

今週のお題】花粉の季節です─だそうだ。花粉症の人には厳しい季節である。以前から,マスクに花粉防止メガネ,そしてキャップ,表面のツルっとした服装で,花粉をなるべく吸いこんだり,身体に付着しないようにして,この季節をやり過ごす必要がある。家族も気を遣う。花粉が部屋に舞い散らないように,空気清浄機をかけたり,掃除をしたりしていた。

 2020年に始まった新型コロナウイルス禍では,世界的にマスクの着用が進んだ。マスク着用と手洗い,アルコール消毒,ソーシャルディスタンシングによって,新型コロナウイルス感染症COVID-19の大幅な拡大を日本では抑えられている。同時に,通常数百万人が罹るはずのインフルエンザがほとんど広がらなかった。おそらく,花粉もマスク着用の習慣によって少し抑えられるのではないかと期待している。

 さて,マスクはいいとして,花粉防止メガネではなくサングラスをかけ,キャップを目深に被ってヒサシが目にかかっている状態だと,顔を認識することができない。まるで,「銀河鉄道999」に登場する車掌さんのようである。アニメでも,悪役は帽子や髪で目を隠したり,サングラスをかけたりする。やはり怪しく見えるのである。

 あえて,怪しい恰好をする必要はないのではないか,というのが筆者の意見である。「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」という。理性のある人は,わざわざ疑われる格好や動作はしないものである。したがって,わざわざこういう恰好をしている人を,普通に付き合える相手だとは筆者は認識しない。残念ながら,世の中にはこの怪しげな人物が多い。

 特に筆者の住む田舎には,年配の男性でキャップ+メガネ+マスクの恰好で一人で歩いている人が結構多い。元気なおじいちゃん,ということならばいいのだが,正直言ってまだまだギラギラした印象の男性である。そしてなぜか,すれ違う際に距離を取らない。自分に近い側や,歩道の中央を歩き,ソーシャルディスタンシングを取らない。すれ違いざま,少なからず恐怖を覚える。一般に,電車の中でも端の席から座る。次に座る場合は,先に座っている人から離れて座る。最初の人のすぐ横に座ることはまずない。エレベータの中でも,4隅に立つだろう。隅に立った人のすぐ横に立つ人は普通はいない。普通の人なら,離れて立つし,離れて座るし,離れてすれ違う。したがって,すれ違いざまに距離を取らないこれらの年配の男性は,怪しいし,危険に思うし,恐怖を覚える。

 ただでさえ,相手に圧力をかけるのが男性である。その恰好も相手に圧力をかける。男性でも恐怖を覚えるのに,女性ならまして恐怖を覚えるのではないか。相手や周囲に少しは配慮し、自重してほしいと思う。