jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

文化-ベストセラー

人を描く難しさ--ハリウッド映画のジレンマ

2022/3/27に開かれた米アカデミー賞の発表・授賞式で、俳優、ウィル・スミスが妻の髪形をからかう冗談を言ったコメディアンのクリス・ロックに激怒し、ステージ上で平手打ちした。 この事件について,個人の行動,言動に対する賛否,コメディアンという仕事…

勧善懲悪モノのテレビドラマの伏線が鬱陶しい件

筆者は,問題解決型のテレビドラマが好きである。社会の悪に立ち向かう正義,という設定が好みなのかもしれない。 昔の時代劇がその典型例だろう。『水戸黄門』『暴れん坊将軍』など,確かに最後は権威を傘に場を収める,という設定ではあるが,悪人は悪人,…

アニメがマンガの手法を展開したから、ヒトの脳が適応できなくなった説

かつてのマンガは、動きの表現に苦労して、さまざまな工夫を凝らしていた。動きを出すために,背景に放射状の線を引いて遠近感を出したり,コマの枠を飛び越えて主人公が前に出たり,その動きの方向に効果音の文字を変形させたり・・・などキリがない(筆者…

ある日のAmazon書籍ランキングを見た

筆者はマスメディアで雑誌を,弱小出版社で定期刊行物と実用書の発行に関わっている。もうすでにオールドメディアとなりつつある本や書籍に関わっているというわけである。電子版へのトライアルも続けているが,紙メディアのPDF版販売という形にとどまってい…

「マウンティング会話講座」なる番組について

またまた,バカげた和製英語の登場と思われる。マウンティング。「カタカナの意味としては上から目線で自分が優位であることをアピールしてくること、一方的に自慢をしてくることを指している」といった内容である。 筆者もうかつにも,これまでのブログで6…

儲けた人は還流してください

筆者は偏屈者なので,ヒット商品やブランドモノには基本的に手を出さない。ベストセラー本や〇〇賞受賞作品というのも読まない。ジャーナリストとしての自分の中の価値観が変わるのを恐れているからである。 「鬼滅の刃」が,映画もコミックも小説もいずれも…