jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

災害-津波

家庭用の固定型ソーラーと蓄電池システムは災害時に役立つのか検討--災害時に壊れる,持ち出せない,しかも屋根を重くし,風にも雨にも弱い可能性

筆者宅に2台目のポータブルバッテリーが届いて半月が経った。既存の太陽電池パネルとの接続がまだうまく行っていなくて,単にAC電源で満充電状態にしたままになっている。電子レンジとか小型冷蔵庫とか,そういう大電力が必要な機器がつなげるかどうかのテス…

2024年元日の大地震--日本海側全体の津波警報と連続した地震の発生が,次の日本全体の大地震の引き金になった可能性も【追加修正】

2024年1月1日,筆者らは近くの神社に初詣に行き,その帰り道に携帯電話で緊急地震情報が鳴動した。久しぶりのアラームに緊張した。能登地方で震度7の地震があり,大津波警報が発令された。 その後,テレビでの情報で日本海側全体に津波警報が出されていた。…

首都移転やろうぜ--インドネシアに倣った思い切った判断は今の日本の政治家では無理か

インドネシア国会、首都移転を承認 ジャカルタからカリマンタン島東部へ - BBCニュース 2022/1/19。インドネシアでは,首都ジャカルタに人口が集中し,慢性的な交通渋滞が起きてきた。また上水道が十分整備されておらず,地下水を井戸水として汲み上げて使用…

東日本大震災から12年--日本は水・火・土の被害が大きいので,正しく施工された高層住宅が命を守る選択になるかもしれない

2023年3月11日は,2011年の同日に起きた東日本大震災から12年目に当たる。テレビでは特番が組まれ,おそらくこれまでは放送を控えていたような当時の映像が繰り返し放送されていた。 2月6日に起きたトルコ・シリア地震から1ヶ月。現在両国で5万2000人の死者…

台風は恐ろしいが,線状降水帯はもっと怖い--英語のTrain-ing(列車のように繋がった)の方がわかりやすいかも

台風も線状降水帯も地震も,いずれも自然災害なので,どこで起きても不思議はない。たまたま筆者の自宅周辺は,ここ50年ほどは何の災害も起きていないが,実家で起きた阪神淡路大震災が70年ぶりということを考えると,とりあえず地震はいつか来るのだろうと…

緊急脱出用ハンマーはなぜクルマの常備品ではないのか--発煙筒より重要な気がする【追記あり】

水害の被害の中で,アンダーパスで動きが取れなくなったり,用水路に落ちてしまったりして,ドアが開かなくなる事故が増えている。急な増水によって,クルマのエンジンが止まって急に動かなくなり,どうしようか考えている間に,あっという間に水かさが増し…

1階を完全気密構造にする--新気候時代の日本住宅に提案

東北に次いで、北海道が豪雨に見舞われている。梅雨がなく、どちらかと言えば大陸風の土地である。豪雨に対する備えも、まして洪水に対する構えもほとんどないだろう。ゆったりとした平野をのんびり流れていた自然豊かな河川が氾濫してしまった。 どこでも大…

庭や駐車スペースの地下にシェルターユニットを埋め込むアイディア

2022/5/28。土日の今日と明日は,5月としては記録的な猛暑日になる可能性があるという。地球温暖化防止と言いながら,エアコンを使うには発電しなければならない。主力の火力発電は,今のところ必ず二酸化炭素を膨大に排出する。堂々巡りして,結局,地球温…

「次は日本が侵攻の脅威にさらされる番」という指摘に身震い

ロシアの「ウクライナ侵攻」が、日本に突きつける“残酷な現実”とは? (msn.com) 2022/3/1 中野剛志氏という評論家のコメントを読んだ。なるほど,日本は次は我が身の状態にあり,それがウクライナとは違うストーリーをたどる可能性があるのだということを認…

家の保険を地震と風に対して強化した件

30年の住宅ローンがやっと完済した。途中で繰り上げ返済も考えたが、結局その余裕はなかった。 住宅金融公庫の完済でホッとしたのもつかの間、融資に付帯していた火災保険も解約になった。これからは自分で決めて払わなければならないことを改めて認識した。…

「トンガ海底火山の爆発」という表現は違うように思える--火山島の通常の噴火と解釈

南太平洋のトンガ王国にある海底火山が2022/1/15に大爆発し,日本にもこれに伴う1m前後の潮位変化が観測されたと報道されている 海底火山の噴火と津波についての個人的考察--気象庁が「津波とは異なる現象」と言い渋るわけ - jeyseni's diary (hatenablog.co…

海底火山の噴火と津波についての個人的考察--気象庁が「津波とは異なる現象」と言い渋るわけ【訂正】

2022/1/16~17にかけての大きなニュースが,南太平洋のトンガ王国近辺で起きた大規模な海底火山の爆発と,それに伴う各地の“津波”の襲来である。噴火から警報・注意報発令,解除の流れを整理しておこう。 日 日本時間 現象 1月15日 午後1時10分(現地午後5時…

災害救出に適した小型の水陸両用車の開発・導入を

大雨が世界各地で日常のようになっている。豪雨、線状降水帯という言葉も頻繁に聞かれる。 土砂崩れは一瞬なので、あらかじめ逃げなければ死につながる。河川の氾濫や堤防の決壊も一瞬である。氾濫中は、助ける手段もない。被害者に接近する方法もない。 し…

災害に強い家を考える--最終案は鉄筋コンクリートのシェルターか

日本家屋は、もともと雨と夏を基準に考えられてきた。換気が良く、そして雨が吹き込まないようにヒサシが張り出していた。窓を大きく取ったのも湿気がこもらないように考えられたものだろう。 この構造は、地震や風には弱い。多少とも風に強くするために屋根…

「氾濫」と「決壊」をきちんと区別して報道してほしい

2020年7月豪雨では,信濃川や球磨川の堤防が決壊し,大量の水が街中に流れ,多くの被害が出た。2021年7月も,線状降水帯の影響で,九州を中心に川が増水した。 洪水の影響で河川の整備が原因で被害が出ている。しかし,「氾濫」と「決壊」では意味が違うこと…

かなり実用的な津波シェルター「ライフアーマー」

ここのところ,新型コロナウイルスの3回目の緊急事態宣言と第四波の危機的な状況に対する政府や自治体の対応,マスコミの空振りの報道を見るにつけて,イライラが募っている毎日である。外出を控え,とにかく自分の家の中にウイルスを持ち込まないようにした…