災害-水害
もう一度「水害」を整理したい--豪雨,土砂災害,津波だけじゃない,水道管漏水による陥没も視野に入れる必要 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/9/27)と書いて「水害」の恐さを再認識したのだが,そもそも水が高いところから低いところに流れるこ…
2024/9/23に能登半島を襲った線状降水帯による豪雨とそれによる土砂災害。2024/1/1の能登半島地震で地盤が大きく歪んだところに降った大雨で河川氾濫と土砂崩れが起きた。 大雨による土砂崩れが起きやすいと言われるのが,九州地方である。もともとが火山灰…
ペットボトルで簡易のライフジャケットを作る方法を調べてみた--世の中にはまだないが,メッシュジャケットでの工夫がオシャレかも【追記】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2024/9/1 で簡易ライフジャケットを作る方法をいろいろと模索しているうちに,…
河川増水,内水氾濫,土砂崩れにもライフジャケットの備え(個人の意見)--水に足を取られても生き延びるために - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/8/31)と書いたその日の午後,家でも防災の話になった。学校でも避難用のヘルメットなどを用意すべ…
金正恩氏がボートで洪水被災地視察 責任者を「厳しく処罰」 北朝鮮:朝日新聞デジタル (asahi.com) (2024/7/29)というニュースがあった。また,冠水した道路の水の中を公用車で走る同氏の映像が流れた(金正恩総書記の車が“水没”?北朝鮮や中国で大雨が発…
地球温暖化により,海水温が上がってしまっているようである。ここまで来ると,筆者としては最悪のシナリオを考えざるをえなくなっている。 海水温が上昇すると,海から大気に蒸発する水分量が増える。空中に増えた水分は,どこかで雨となって落ちてくる。海…
2023年3月11日は,2011年の同日に起きた東日本大震災から12年目に当たる。テレビでは特番が組まれ,おそらくこれまでは放送を控えていたような当時の映像が繰り返し放送されていた。 2月6日に起きたトルコ・シリア地震から1ヶ月。現在両国で5万2000人の死者…
1995/1/17 5:46に阪神を襲った震災から28年が過ぎた。筆者は川崎市のマンションに住んでいて,朝7時のニュースで阪神高速道路が横倒しになっている映像を見て慌てた。実家のエリアだったからである。電話をしてみたが,実家とも兄夫婦の家ともつながらなかっ…
台風も線状降水帯も地震も,いずれも自然災害なので,どこで起きても不思議はない。たまたま筆者の自宅周辺は,ここ50年ほどは何の災害も起きていないが,実家で起きた阪神淡路大震災が70年ぶりということを考えると,とりあえず地震はいつか来るのだろうと…
家の屋根の材料といえば、昔は瓦だった。土を成形して焼いて作る。 現在の屋根材料の主流はベストコロニアルである。こちらは、要はコンクリートの板である。 瓦屋根は重い。昔の建物は柱も太くて屋根の重みを十分に支えていた。寺院建築では、土台が石で、…
水害の被害の中で,アンダーパスで動きが取れなくなったり,用水路に落ちてしまったりして,ドアが開かなくなる事故が増えている。急な増水によって,クルマのエンジンが止まって急に動かなくなり,どうしようか考えている間に,あっという間に水かさが増し…
浸水防止のためにブロック塀の継ぎ足しを考える--土地区画の区切りを活かせるか検討中(標高アプリも活用) - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/8/18 で,いくつかのスマホアプリを入れてみた。「スーパー地形図」というアプリを紹介する。今の場所だ…
床下・床上浸水対策を考える--孔だらけ,隙間だらけの構造を1つずつ塞ぐ工夫を事前に綿密に考える必要あり。 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/8/17 と書いて,正直言ってあまりの課題の多さに実現を疑ってしまった。床下浸水さえ防ぐのは難しい。 …
1階を完全気密構造にする--新気候時代の日本住宅に提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/8/17 と提案したもののの,自分の家を注文建築する以外にこれを実現できる方法はない。おそらく,住宅会社も建築会社も,「こんな1階が密閉された家など売れ…
東北に次いで、北海道が豪雨に見舞われている。梅雨がなく、どちらかと言えば大陸風の土地である。豪雨に対する備えも、まして洪水に対する構えもほとんどないだろう。ゆったりとした平野をのんびり流れていた自然豊かな河川が氾濫してしまった。 どこでも大…
「環状不安定パターン」という定義をしてみる--日本海から太平洋を丸で囲うと答えが出てくる - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/7/19 と書いた翌週に,日本各地で線状降水帯による大規模な河川氾濫が発生してしまった。山形県の最上川の氾濫をはじめ…
富士山が噴火すれば、大量の火山灰で首都圏は地獄に変わる…政府の専門家会議が天を仰いだ「残酷な事実」 (msn.com) 2022/7/21。このタイトルを見て筆者は,「首都圏がボンベイのように火山灰に埋まってしまう」とか「頭大の火山弾が飛んで来て逃げ場を失う」と…
2022年7月に入って,全国的に天気が安定しない状態が続いている。梅雨の戻りといっても明確な前線が見られない様子だし,九州で雨が降ったかと思えば次は東北,そして静岡,北海道と,次々に全国的に不安定な状態になっていて,どこで天候が崩れてもおかしく…
梅雨が3週間で明けて猛暑日が1週間続いたかと思ったら,2022年7月に入ってまたぐずついた天気模様になっている。しかし,梅雨の停滞前線はなく,台風が来るわけでもない。 天気図の解説を見ると,日本海に2つの小さな低気圧があるのだが,なぜか九州や宮城県…
おそらく,現在の日本の河川の堤防は,台風襲来の際の雨水の量を想定して設計されていると思われる。仮に伊勢湾台風クラスの台風が上陸しても,大雨の時間はせいぜい2時間程度。上陸後は時速50kmに速度を上げて,あっという間に通りすぎる。一時的に水位が上…
政府とテレビによる“新型コロナウイルス大本営発表”の違和感 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/4/17のブログである。言葉の使い方がおかしい,と感じて書いたブログで,ニュースや政府発表が「大本営発表」みたいに感じると書いている。 昨晩2022/3/…
大雪とドローン(追記あり) - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/12/18。大雪のたびに,どうすれば除雪を効率よくできるのか,考えてしまう。筆者の地方では,数年に1回,積雪がある。だいたい20cmぐらい積もり,シャベルで雪を移動させるしか方法がな…
30年の住宅ローンがやっと完済した。途中で繰り上げ返済も考えたが、結局その余裕はなかった。 住宅金融公庫の完済でホッとしたのもつかの間、融資に付帯していた火災保険も解約になった。これからは自分で決めて払わなければならないことを改めて認識した。…
2022/1/16~17にかけての大きなニュースが,南太平洋のトンガ王国近辺で起きた大規模な海底火山の爆発と,それに伴う各地の“津波”の襲来である。噴火から警報・注意報発令,解除の流れを整理しておこう。 日 日本時間 現象 1月15日 午後1時10分(現地午後5時…
大雨が世界各地で日常のようになっている。豪雨、線状降水帯という言葉も頻繁に聞かれる。 土砂崩れは一瞬なので、あらかじめ逃げなければ死につながる。河川の氾濫や堤防の決壊も一瞬である。氾濫中は、助ける手段もない。被害者に接近する方法もない。 し…
日本家屋は、もともと雨と夏を基準に考えられてきた。換気が良く、そして雨が吹き込まないようにヒサシが張り出していた。窓を大きく取ったのも湿気がこもらないように考えられたものだろう。 この構造は、地震や風には弱い。多少とも風に強くするために屋根…
大きめの地震や,大雨の影響で,道路や橋,鉄道線路などの被害が相次いでいる。もう17年も前になるが,阪神淡路大震災(1995/1/17)で阪神高速道路がものの見事に倒れたのを受けて,東京の首都高速の補強がおこなわれた。地下鉄も,地震への補強とともに,大…
「災害から暮らし守る技術革新必要」高知・技研製作所社長 というニュースがあった。従来の土砂中心の河川堤防を,鉄製の矢板や鋼管を垂直に打ち込んで堤防を形成するというものである。通常は仮設土留工事や仮締切工事などの工事用に使われているが,永久構…
リフォームはいろいろなトラブルと表裏一体である。もともときちんと作ってあった家を基本を残したまま,また基本を崩さないように工事をすることが求められるのだが,往々にしていい加減な工事が行われる。たとえば壁を貼り替えるとして,その壁の裏にある…
2020年7月豪雨では,信濃川や球磨川の堤防が決壊し,大量の水が街中に流れ,多くの被害が出た。2021年7月も,線状降水帯の影響で,九州を中心に川が増水した。 洪水の影響で河川の整備が原因で被害が出ている。しかし,「氾濫」と「決壊」では意味が違うこと…