jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

報道-マスコミ

マスコミは予測報道や経過報道をやめるべき--結果報道に徹しないと,誘導報道になってしまう

衆議院議員選挙の投票日を明日に控えた2024/10/25土曜日である。筆者の頭の中には結果予測があるが,当然それをここに書くことはない。誰かが筆者のコメントを真に受けて誘導されないとも限らないからである。システムへの批判や提案はするが,支持,反対の…

西田敏行さんの訃報に対するネットコメントが延々と続く不気味さ--これはもはや報道ではなく意図的な炎上

2024年10月17日に俳優・西田敏行さんが76歳で亡くなった。それから1週間,引き続きいろいろな関係者のコメントがネットに流され続けている。いかに多くの方に影響を与えてきたかがわかるというものである。 かつては,お通夜や告別式,お別れの会,といった…

新型コロナ59週は11.18人で9週連続で増加し注意報レベルに--沖縄は31.75人で警報レベル。注意報レベル入りは茨城,千葉,岐阜,愛知,兵庫,奈良,和歌山,山口,そして四国全県,九州全県

新型コロナウイルス感染症五類変更後59週で,全国平均は11.18人と9週連続の増加。沖縄は31.75人でついに警報レベルとなった。注意報レベル入りは茨城(10.83),千葉(12.77),岐阜(11.55),愛知(15.62),兵庫(10.73),奈良(13.24),和歌山(10.22…

北朝鮮の人工衛星打ち上げ失敗を日本人が笑えるのか--飛翔物の発射能力はおそらく100倍

2024年5月28日に,北朝鮮はロケットによる人工衛星の打ち上げを行ったが,1段目ロケットの不具合により爆破して失敗に終わった。 この打ち上げ失敗について,日本や韓国などのメディアが「準備不足」「次の打ち上げまでは時間がかかるだろう」などとコメント…

原発汚染水がバルブ閉め忘れで漏洩--あってはならないヒューマンエラーであり,なぜ重大視しないのか不思議

2024/2/7東京電力福島第一原子力発電所から,処理前の汚染水が5.5t漏れ出したというニュースがあった。16個あるバルブのうち10個を閉め忘れて作業したという。このバルブの操作は手動だという。 5.5tを換算すると5500kg。お風呂1杯が約200Lで200kgなので,お…

傷害事件で現行犯逮捕でも実名報道なし--メディアはその理由を明らかにしてほしい

2023/1/3夜,山手線で20代の女性が4人の男性を刃物で刺し,3人が重傷という事件が発生した(走行中のJR山手線内で切りつけ 4人けが 女を逮捕 警視庁 | NHK | 事件)。 約1日経った1/4の段階で,現行犯逮捕されたはずの加害者の実名報道がない。実名報道に対…

「病院で死亡が確認」の違和感--「発見時点での死亡を病院で認定」とマスコミは言葉を選んでほしい

これはマスコミの報道姿勢についての疑問を投げかける意見である。 事件の被害者や事故の犠牲者が発見された際,多くの方は心肺停止状態にある。そこから病院に搬送される間も救急救命措置は続けられるが,助かる命は稀である。そして死亡を確認するのは医師…

記者会見も国会もテレビ中継はなくした方がいい--「記者の質」も「議員の質」も中継に値しない

筆者も記者時代は多くの記者会見に出席したが,幸か不幸か,政治部や社会部ではなかったので,非常にテクニカルな真摯なやり取りがされていた。他誌の記者が技術的にものすごく深いところまで突っ込む様子を見て,こちらも勉強しなければな,と思ったりした…

なぜ送検も訴訟も起きないのか--元代表者「J」に尊称を付け続けるマスコミ,メディアに苦言

刑事事件では,被疑者が亡くなっている場合には刑事裁判は行われない。警察から検察に書類送検された後、被疑者死亡を理由として、不起訴処分となるようである。 性犯罪も,基本は刑事事件である。したがって犯人は加害者として存在し,被害者も存在する。犯…

政治家と会社員の違い--働いている仕事に「責任」を取れるかどうか

日本では政治家になる女性の割合は,議員の10%。しかし,女性の政治進出の先進各国でも,2021年のメキシコの48.2%が最大で,2位のフランスが39.5%。その他も30%前後で,半々には遠い。しかも,2010年はすべての国で30%を切っている。各国でもここ10年の…

ジャニー喜多川の性犯罪について女性記者がテンションを上げる理由は何かを考えてみた

ジャニー喜多川による事務所に所属する男性タレントに対する性犯罪と,事務所の経営についての記者会見が2023/9/7に行われた。 記者の質問でも,各所のブログのコメントでも,女性からの質問が多く発せられているように感じる。 男性経営者による女性社員に…

新型コロナ「注意報」が10人,「警報」が30人--しかし,世間はまったく危機感なし

新型コロナ「注意報」「警報」設定か 定点把握だけでは危機感伝わらない (msn.com) 2023/8/9。まったくバカげた話である。 拠点医療期間の1週間の感染確認者数の平均が何を意味するのか、分析も基準設定もせずに3ヶ月も放置していた。猛暑の影響でマスク着用…

大谷翔平さんは偉大だが,マスコミは浮かれ過ぎ(というのが個人的意見)

大谷翔平さんや八村塁さんなど,海外で活躍する日本人選手が増えている。一時期は,サッカー選手の活躍がマスコミには大きく取り上げられたが,今は大谷さんばかりが話題になる。2時間のワイドショーのうち,大谷さんの話題はその1/3の40分にものぼる。特に…

NHKは「公共放送の使命」が何たるかを再認識し,報道内容,予算,情報ネットワークを再構築することが必要--「インフォメーションヘルス」に思う

NHK受信料問題の解決法は「公共メディア料金」だ インフォメーションヘルスをどう解決するか (msn.com) 2023/1/23。東洋経済オンラインに載っていた境 治氏のオピニオンをたまたま読んだ。筆者は,他人の言うことを基本的に肯定も否定もしない立場なのだが,久…

すべてのメディアが「M痘」としか伝えず--これはもうガラパゴスだ【追記】「エムポックス(mpox)」という速報もあったのだが

WHO(世界保健機関)が,「サル痘の別の言い方としてM痘に名称変更を推奨する」というニュースが流れた。時間からすると,2022/11/28の夜11時ごろかと思われる。 その後,日本のどのニュースを見ても,「M痘」という表現しかない。いくつかのメディアがMはMO…

すべてのメディアが「M痘」としか伝えず--これはもうガラパゴスだ

WHO(世界保健機関)が,「サル痘の別の言い方としてM痘に名称変更を推奨する」というニュースが流れた。時間からすると,2022/11/28の夜11時ごろかと思われる。 どのニュースを見ても,「M痘」という表現しかなく,いくつかのメディアがMはMONKEYの頭文字だ…

「津波の恐れはありません」だけは断言するメディアの不思議--「不起訴の理由を明らかにしていません」で終わる報道も不思議

2022/7/5朝、福島県で地震があった。通常はすぐに震源地と地震規模、震源の深さがニュースで流れるのだが、今朝の地震では各地の震度が先に報じられた。「震源地が海底の場合、津波の恐れがあります」との放送があった。そして程なく、震源地が福島県の沖合…

「屋外2m」というまた訳の分からない基準--会話がなくても,咳くしゃみで拡散

マスク着用の緩和基準が,厚生労働省から発表された。屋外で2m離れていれば,マスクなしで会話してもいい,という。会話なしなら,すれ違い時にマスクなしでもいい,という。 人の後ろを歩くことは想定されていない。屋外で会話はないが,常に10分以上も同…

NHK「まちかど情報室」が終了へ--また1つのコンセプトが消滅

NHKの朝の時間帯に提供されていた「まちかど情報室」が2022/4/1で最終回となる。筆者の情報源として楽しんでいたコーナーだけに,残念である。ホームページによると,20年の長寿コーナーだったようだ。 まちかど情報室は,キーワードでテーマを決め,そのキ…

ネットニュースお疲れ様--あまりの質の低さに唖然

筆者が情報源としてネットニュースを参照していることは紹介した。が,かなりの情報はクズ情報である。これは個人的な感想であるので,予想のつく方はスルーしていただきたい。 クズ情報と筆者が感じる最大の切り口が,テレビのワイドショーのゲストコメンテ…

SNSは恐ろしい--感情的な批判表現は「表現の自由」ではなく「勝手表現」。規制する技術が必要と感じる

筆者は仕事上,他人の文章を読んでチェックすることも多い。基本的に,その人の文章はその人の責任であり,その人の個性なので,漢字や文法的な間違いを指摘修正し,出版物の書式に従った加筆修正は行うものの,そのほかはそのまま通してしまう。細かい部分…

世界中でバカげた「揚げ足取り」--だから英語のアルファベットにすべきと提案していたのに

Proposal to reconsider how to call COVID-19 coronavirus variant--English ABC order is better - jeyseni's diary 2021/9/6 および COVID-19コロナウイルスの呼び方の再考を提案--英語のアルファベットが無難 - jeyseni's diary 2021/9/6 のブログから3…

男性がテレビに出てきて違和感を覚えた件

たぶん,2021年10月から,NHKのテレビ体操番組の運動メンバーに男性が加わった。それまでは女性2人ないし3人が運動メンバーだった。 女性2人が演技していたとき,1人は立ち姿勢,もう1人は椅子に座った姿勢で同じ内容の体操をしていた。高齢者などに配慮した…

「進入」か「侵入」か,台湾をどう扱うか微妙な問題--「横切った」「通過した」で十分表現できるのでは。

2021/10/4から,中国機が台湾の防空識別圏を4日続けて通過したとの報道がされている。 この報道を筆者が最初に聞いたのがNHKニュースで,そこでは「進入」という言葉が使われていた。筆者としては違和感を覚えた。「侵入」を使うのではないか,と思ったので…

取捨選択して提案させていただいてます

大手メディアは大変だ。何でも「情報」として報道しなければならない。 事件情報なども,事件性にピンからキリまである。ウラがあればあるほど,連日報道が繰り返されることになるが,要は三面記事である。はっきり言えば,大手メディアが取り扱う必要もない…

メディアはオオムかロボットか--COVID -19報道は数字をハメて繰り返すだけの愚かさ

COVID -19感染拡大で、自宅療養者が連日増え続けており、病院も病床も酸素濃縮器も足りず、医者や看護師も足りないというのに、メディアは相変わらず、1日の感染確認者数だけで一喜一憂して、「ピークアウト」したように報道している。毎度、同じ文章の数字…

「ニュース一覧」にうんざり

2021/8/5 21:20のMicrosoftトップページニュースのタイトルである。 国内感染1万5000人超、過去最多更新 緊急宣言の拡大「考えていない」首相 組織委、かんだメダルは交換対象外 東京都、中等症の入院継続 基準は変えず体制整備で対応 【東京五輪】中国のマ…

特殊なオリンピックと選手へのプレッシャー

今日は8/4(水)。東京オリンピック2020の開会式を入れて13日目。今日も入れてあと5日間である。COVID-19の国内感染確認者,東京の確認者はほぼ連日,最多を更新中。 もう止められないオリンピック。最終日の感染者数を予測--ハズレ【毎日更新中8/3】 - jeys…

尾身茂会長の「行動制限に頼る時代は終わりつつある」発言を批判する“識者たち”は,1年前に何か提言していたのか。

政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が2021/7/15に「行動制限に頼る時代は終わりつつある」と発言したということに対して,識者が批判しているという。批判しているのは,脳科学者の茂木健一郎氏,宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁…

脱マスクを実現した国の人にとって,日本入国時の隔離政策はどう映るのか

五輪取材で来日したロイター記者が体験した「厳格な隔離」3日間(ロイター) - Yahoo!ニュース 2021/7/6 というニュースが,気になっていた。その前日に筆者の娘が海外留学から帰国し,同じような3日間のホテル隔離を経験したからだ スペインからの子女帰国…