ほどけない結び方研究 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2020/4/23)をずいぶん前に紹介した。山歩きで靴ひもが解けると危険ということで,いくつかの方法が紹介されている。
筆者は,別の結び方を考案して紹介し,その後も個人的には役に立っているのだが,ちょっとしたヒントをドラマで知った。
それがリアルな刑事ドラマだったか,探偵アニメだったかの記憶が怪しいのだが,簡単に言えば,普通に蝶結びしたあと,その紐を靴のひもの網目の間にくぐらせてしまうものである。
確かに,ひもの緩みは結び目が緩むことから始まるのだが,その後,ひもが動くことでどんどん緩んでしまう。結んだひもをひもの網目にくぐらせてしまうと,解ける方向とその逆の方向がひもの網目の中で干渉し,ほどけにくくなるという理屈である。
被害者がスポーツをするので,解けないように網目にくぐらせているが,被害者を犯人が殺害したあと,靴のひもを普通に結んだままにしていたため,ひもの処理の仕方が違うその靴が,犯人特定のきっかけになる,という筋書きである。
そこで,同じ考えで,別の方法を考案した。
結んだひもの端を,ひもを通している穴の中に完全に隠してしまう方法である。結んだり解いたりする用途には向かないが,いったん長さを決めて結んでしまった後,基本的に解くことがない場合に,この方法が使える。
ひもを通した穴が小さくて,ひもの端を隠せない場合,今度は輪になっている側と引けば解ける側で結び目を1回作るだけである。これを左右とも行う。
さすがに,山歩きモードでは役に゙立たないかもしれないが,ちょっとした結び目には役に立つように思う(すみません,動画もイラストも作ることができないので,頭で想像してみてください)。