jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「ディスプレイオーディオ」導入を検討中--クルマだけでなく自転車での利用も想定

現在使っているカーナビは,2014年版DVDを最後に更新されない地図を使っている。最初に導入したナビで,地図が見やすいのが一番の理由なのだが,画面サイズは7インチ。その他,音声操作も何もできない。しかし,1dinサイズで,インダッシュでモニターを収納できるというスグレモノである。

 もう1dinには最初FM/AM,CDドライブを装着していたが,やがて振動が原因で動かなくなった。その代替として,SDカードで音楽を流せるFM/AM/SD/Bluetoothの音楽プレーヤーを取り付けていた。スマホともBluetoothでつながり,スマホ側で音楽を流すこともできた。

 この音楽プレーヤーが突然,動かなくなった。そこで,以前から気になっていた「ディスプレイオーディオ」の導入を検討し始めた。

 ディスプレイオーディオは,音楽プレーヤーにディスプレイが付いた形なのだが,Apple CarPlayAndroid Auto機能でスマホと連動し,スマホ側に搭載したカーナビアプリを使える点が特徴である。音声認識機能も,iPhoneのSiriやAndroidgoogle assistantでサポートし,さらに電話の操作も音声操作でハンズフリーでできる。

 なによりも,価格がかなり安い。カーナビはいまだに20万円前後はするのに対し,ディスプレイオーディオは4万円前後。安い機種だと1万円台で購入できる。スマホさえ連動させれば,ナビの地図はgoogle mapやYahoo mapなど常に最新のものが使えるのも魅力に感じている。

 使い慣れたインダッシュ式のディスプレイオーディオをまず検討しているのだが,すでに取り付けてあるカーナビのディスプレイと,ディスプレイオーディオのディスプレイがほぼ同じ位置で干渉してしまうことが判明した。

 この際,古いカーナビを外し,2din幅のディスプレイオーディオをはめ込むということも考えたのだが,この古いカーナビのマップの代替ができるかどうかに疑問があり,捨てきれない。正直,google mapもYahoo mapも今一つ表現が物足りないのである。

 そうこうしているうちに,バイク用のディスプレイオーディオの情報に接することになった。

 自転車用のナビについてはすでにいくつか報告している(自転車用ナビアプリに1つの答え--地図の表示と移動軌跡の自動表示に好感 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2024/4/13など)。スマホを取り付け,ナビアプリを表示させ,さらに後ろの荷台にWebカメラを取り付けて後方モニターにするという試みである。すでに何度か実車して試しており,機能的に問題はないことは確認している。

 ところが問題はいくつか出てきている。1つは,ディスプレイの見にくさである。ついに中国製「OPPO」スマホに乗り換え--今のところ問題なし,というか完璧 - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2024/2/28)とスマホを新しくしたことを報告した。このディスプレイは有機ELパネルを使っている。発光型ディスプレイのため,明るい屋外ではディスプレイが見にくくなる。自転車ナビとして使う際,特に天気がいい日は画面がほとんど見えない。音声案内に頼るような状態だった。

 もう1つは,タッチパネル操作が不安定なことと,ナビアプリ,Webカメラアプリの2画面分割表示にするまでの手順が結構面倒だったことである。自転車にスマホを取り付けてから,Webカメラを接続し,アプリを2つ起動して2画面表示にし,走り出すまでに下手すると5分ぐらいかかってしまった。

 バイク用のディスプレイオーディオの記事を見ていると,今のスマホはカメラに手ブレ補正機能が搭載されているために,バイクのハンドルに取り付けると振動でカメラが壊れてしまうというトラブルが発生しやすいらしいのである。

 ということで,バイク用のディスプレイオーディオを自転車に取り付けて使えるかどうかを検討しているところである。おもしろいことに,バイク用となると,単なるナビ機能だけでなく,ドライブレコーダー機能も搭載し,しかも前後のカメラも取り付けられるオプションも用意されていた。また,急な雨に濡れても大丈夫なように,防水性能も十分だという。自転車で天気の悪い日にはまず走らないが,歩道を走る自転車は,振動はバイクより大きい場合もあり,スマホよりも専用のディスプレイオーディオが良さそうに思えている。

 バイク用のディスプレイオーディオの主要な画面サイズは5インチである。やや小さい感じはするが,運転中の操作にある程度制限をかける目的もあるようである。

 これを導入した暁には,普段はクルマの中で使うことも想定している。スマホとの連動,電話のハンズフリー,最新マップ・ナビ,音声操作など,クルマ用としても魅力はある。画面が小さい分,既存のナビとぶつからない位置で使うこともできそうである。

 ベストバイの機種が意外に安いので検討を進めているが,起動してからナビが使えるようになるまで30秒ぐらいかかりそう,という辺りが少し引っかかるところである。現在,スマホタブレットを補助カーナビとしてクルマの中で動かしているが,目的地セットからナビ開始までやはりそれぐらいはかかっている。タッチの反応も鈍く,操作間違いも結構多い。

 バイク用ディスプレイオーディオは,手袋をしたままでも操作できるようにタッチの感度を調整してあるようで,その分,使い勝手はいいのかもしれない,という期待もある。

 ちなみに,不具合を起こした音楽プレーヤーだが,一度取り外し,もう一度配線をし直したところ,復活した。まあ,最低限の仕様は持っているので,しばらくはまた使い続けることになる。

 ディスプレイオーディオについては,やはり古いナビ付きでマニュアル車を購入した息子や,やはり古いナビを使っているという会社の後輩にも紹介している。どちらかが購入する前に筆者が購入して自慢してやろうと思っていたのだが,逆に2人のうちどちらかが先に導入するのではないかと思われ,またその使い勝手などをヒヤリングできればと思っている。