jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

電車の窓開けは、「協力」ではなく「電鉄の作業」で

一定の時間、閉めきった環境で、手の届く距離にあることが、新型コロナウイルスの感染を防ぐ重要な手段だという。これは、別に今回に限ったことではなく、毎年のインフルエンザや風邪の防止にも当たり前のことである。

 屋内のイベントの中止や延期が続々と発表されている。スポーツやコンサート、演劇、また会議なども対象になっている。応援や発言などで声を出したり、共通のモノに触れたりする環境が感染を拡大させる。学校もこれに該当する。学童や保育所も同様か、もっと接触度が高いようにも思えるが、大丈夫だろうか。

 同じ状況は、電車の中に当てはまる。至近距離、共通のモノ、不用意な会話、そして何よりも閉めきった空間である。

 ここのところ、乗客に窓開け協力のアナウンスが流れる。換気を促しているのだが、季節的に冷たい風が入るので、文句を言われる危険性があり、誰も窓を開けられない。結果、閉めきった空間の中に30分も閉じ込められる状況である。最悪である。

 電鉄会社は、最初から窓開けをしてほしい。車庫から駅に入線する前に開けてほしい。たった1cmでいいのである。これを大きく開く人は恐らくいない。必要な換気はこれで確保できる。

  夏場の冷房はありがたいが、冬場の暖房は実は不要である。普通はコートもマフラーも着て完全防寒しているので、暖房はなしでも困らない。むしろ、空調では換気をしてほしいのに、なぜか電車の空調には換気機能がないのをずっと疑問に思っていた。ここに来て裏目に出ていると思う。冬場の換気ができるように、まず窓開けを電鉄会社がすることを提案するものである。