jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

全席パーティション付きの映画館がようやく登場

全席に感染対策の映画館、本格オープンへ 埼玉県川口市イオンシネマである。映像を見ると,隣の席との間に半円形のパーティションを設置し,必要に応じて上げたり下げたりできるようにする。筆者は,基本的に会話をしない劇場や映画館ではパーティションを作って換気を十分にすれば人数制限はしなくてもいいのではないかと1年前に提案していた。劇場も映画館もスタジアムも,パーティショニング+空調で乗り切れ! - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/6/10。この当時考えていたパーティションに比べるとパーティションと椅子の背の間に隙間があるなど,不十分な印象はある。現在の飲食店のパーティションに隙間があるのと同じように,これで飛沫を防げるのかという不安がやはり残る。特に,昨年に比べて感染力が上がっている変異ウイルスが蔓延しているので,パーティションだけでは不安である。

 より強力な換気機能を加えることを,改めて提案したい。あとは「空流」つまり換気がポイント - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/23。

 ただし,エンタテインメント会場の問題は,その場での感染の可能性以外に,イベントが終わった時に発生する密な人流である。イベントを開催してはダメな理由 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/3。

 改めて提案したい。15分で結果が出る抗原検査キットを使って,公共交通機関と飲食店,イベント会場などの「閉鎖空間」に入る際に検査し,陽性者(あるいは陽性の疑いのある人)をとにかく一時排除する体制を全国で取ってほしい。もちろん海外から「日本という閉鎖空間」に入る入国の際も,まず抗原検査で一次仕分けをしてほしい。

 検査後の閉鎖空間は,基本的にはマスクなし,パーティションなしでもよく,アルコール提供もOK。時短営業もなしで,日常を取り戻せばいい。感染者のすり抜けを防ぐには,検査パスポートでもなく,ワクチンパスポートでもなく,「抗原検査による関所」である。半年前に指摘した空港のザル体制を改めて強力にするとともに,市中でも多くの関所を設けるようにして,感染拡大の防止と感染陽性者のあぶり出しをしないと,結局,感染者を野放しにすれば1人があっという間に100人に拡大してしまう。「出島」と「関所」をもう一度 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/12/1。1人の段階で食い止めることが,コストパフォーマンスの面でも医療崩壊を防ぐ意味でも最も確実性が高く,経済や市民生活の活性化をもたらす方法である。