jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「都民全員PCR検査」と久住医師。せめて第二波で提言できなかったか

新型コロナウイルスで多くの専門家がテレビのワイドショーで解説をされてきた。かなり初期の段階から出演され,わかりやすい解説をされているのが,ナビタスクリニック理事長の久住英二医師である。その久住医師の11/21のコメントを紹介したい。

神のみぞ知るコロナ感染再拡大の"真犯人” 国民に我慢を強いるより政府がすべきこと (msn.com)

 「現状の日本のコロナ対策は“お粗末”だ」とし,「例えば東京都ではPCR検査を都民全員にやるくらいに徹底し」陽性者を隔離して移動させないようにすることを提案されている。

 筆者は7/9に「ホワイトロックダウン」を提案した。

ホワイト・ロックダウンの実施を - jeyseni's diary

感染者のいないエリアを作り,PCR検査の陰性者のみ立ち入りを許す,というもので,PCR検査の能力がまだ高まっていないころの苦肉の方策だった。今なら,PCR検査能力もかなり向上しており,「都民全員PCR検査」も可能であろう。

 第二波のクラスターの主要な原因だった大学のサークルや学生寮での陽性者をあぶり出すために,大学での全員PCR検査も10/25に提案した。

大学生が学割で定期的にPCR 検査を実施する案 - jeyseni's diary

これも結局,自費負担,個別組織の判断での実施提案だった。「学費が払えずに大学を自主退学する人も多いのに,自費負担なんて無理」と家族には言われていた。せめて大学側が率先して進めてほしい,と思っていた。結局,政府が動かないから,少しでも関係のある組織が前向きに動いてほしい,との提案である。

 久住先生の記事には,中国の青島市でのクラスターを1,000万人のPCR検査を4日間で実施して封じ込めた例が紹介されている。中国での封じ込めについては11/20に言及したが,やはりこういう徹底的な施策を短期間で行うことが効果的であることを示している。

11/19の感染確認者2,000人超を世界はどう見るのか - jeyseni's diary

 筆者は,5/2の段階で「2週間の完全封鎖でケリをつける!!」ことを提言した。

2週間の完全封鎖でケリをつける!! - jeyseni's diary

検査体制が整っていない時期なので,ロックダウンによって人の移動を完全に封じ,その間に発症した人だけを隔離する,という方法である。当時はまだ無症状患者が存在することは明らかではなかったので,結局完全封鎖しても感染拡大は避けられなかったのだろう。したがって,「全員PCR検査」「陽性者のみの隔離」のみが有効な手段と言える。

 ワクチンが使えるようになる年明けまでまだ3ヶ月はかかることが考えられる。この間に第三波が拡大して手が付けられなくなることが懸念される。

 久住医師のコメントでは,「お店の定員の2割くらいに収容者数を抑えることが感染予防には効果があるというデータが出ている」とのことだ。これで収益を確保するには営業時間を長くすること(営業短縮は密度を上げるので逆効果),滞在時間を短くすること(食べ放題は逆効果)が大事だとする。

 筆者は,空気の流れを積極的に作るダウンフロー空調や,エアカーテンを作る,飛沫を吸引する机を作る,などを早い時期から提案している。以下は5/18のブログである。

飛沫を吸引する机やパーティションが多くの業界を救う - jeyseni's diary

11/20のニュースで,この飛沫吸引型の机を開発した企業の話が紹介されていた。これからの季節は寒いので,部屋の換気はなかなか大変だが,最低限は換気扇を回し,反対側のの窓やドアに少し隙間を作る,などが,やはり有効な手段と思われる。

 久住先生が以前紹介されていたマスクの取り扱いについては,医療従事者としての方法で,無症状感染者のマスクの扱いとはまた異なると思っている。

「マスクの取り扱い方」の説明にまだ混乱あり--手指のアルコール消毒との併用がなければ無意味 - jeyseni's diary (hatenablog.com)

 とにかく,医療崩壊の前に「全員PCR検査」「陽性者の隔離」を早急に決定して実施すべきである。久住先生,テレビでもっと声を大にして提案するとともに,西村経済再生大臣,小池都知事などに直接アドバイスをお願いします。