jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

やっと見つかった「目玉焼き」プレート

タマゴはすごい食材だと思う。生でも焼いても、茹でても炒っても、美味しいし、何よりも黄色い食材が意外にないので、お弁当の色バランスには欠かせない。

 茹でタマゴやスクランブルエッグはそれほど失敗が少ないが、オムレツやダシ巻き玉子など、フワッと仕上げるタイミングや火加減がなかなか難しい。中でも、筆者が苦手なのが「目玉焼き」である。

  現在の家の調理器具はIHレンジである。平らなガラス面にフライパンを置いて中央を狙って割り落とすのだが、必ず縁の方に流れて行ってしまう。すると、フライパンの中央は薄く白身が残って先に焼け、焦げてしまう。一方、縁に移動した残りの白身や黄身は三日月状に固まり、しかも黄身に火が通るまで待つと、白身が焦げてしまう、という失敗を繰り返してきた。

 フライパンに10cmぐらいのステンレスの枠を置いて割り入れたりしたが、枠の下から流れ出して丸く出来なかった。

 白身と黄身の焼き具合のバランスを取るために、水を加えて蓋をするといいと言われるのだが、ガラスの蓋でも蒸気で曇ってしまうので、焼き上がりのタイミングが取りにくい。

 さらに、固まる温度の高い黄身を分けて先に焼き、その周りに白身を流し込んで仕上げるという方法も試してみたが、単に面倒と思ってしまった。

 希望としては、加熱が楽な電子レンジを使いたいところだが、電子レンジでのタマゴ調理はなかなか難しい。黄身に穴を適当に明けないと爆発する。穴を明けすぎると白身と混じってしまって目玉焼きにならない。

 目玉焼きの大きさはだいたい10cm だが、IH レンジで使える鍋やフライパンの直径は12cmが仕様のようで、この大きさがなかなかない。18cmのフライパンを見つけたが,これでもうまく丸い目玉焼きにならなかった。ガスレンジなどの直火対応のフライパンだと10cmぐらいの小さなタイプが販売されているのだがと思っていたのである。

 さて,今回見つけたのは,オーブントースターで使う「目玉焼き」プレートである。直径は12cm。アルミ製でフッ素コーティングがされている。タマゴを割り入れるとちょうど丸く広がり,黄身も中央に近いところにある。調理時間は3~4分。ちょうど食パンを焼くのと同じぐらいの時間なので,パン1枚と一緒にオーブントースターに入れてみた。ちょうどパンがいい焼き加減になるころに,目玉焼きもうまくできていた。オーブントースターだと,上下から加熱するので,黄身も上下から火が入り,中央が柔らかい状態の目玉焼きになった。白身も焦げていない。オーブントースターからパンとともに取り出して,パンの上にさっと載せて食べてみた。いやぁ,ちょうどいい焼き具合だった。

 筆者は,DIYショップの台所用品売場のフライパンの横で見つけたが,Amazonなどでも購入できるようだ Amazon|高木金属 目玉焼き プレート オーブントースター用 フッ素Wコート 日本製 デュアルプラス FW-MP|トレイ・盆 オンライン通販。安くて場所も取らず,手入れも簡単。2枚購入すれば2個同時に目玉焼きができる。オススメである。