jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

五輪開催するなら「テレワークデイズ」を徹底し,無観客,無PV,無“人流”で選手を完全隔離する

 総務省が中心となって,東京オリンピックパラリンピックの期間中の7月19日(月)~9月5日(日)を「テレワークデイズ2021」を推進しようとしている テレワーク・デイズ|働く、を変える日|2021

 大会の期間は,東京オリンピックが7月23日(金)~8月8日(日)、パラリンピックが8月24日(火)~9月5日(日)。これを挟んでの全期間が対象である。

 結構なことなのだが,参加企業のメリットは「ホームページに掲載いたしますので、働き方改革に取り組む姿勢を対外的にアピールする機会となります」だけのようなので,現在も積極的にテレワークに取り組んでいる企業以外は追加で参加することはほとんどなく,おそらく効果がないと予想される。

 テレワークの目的は,都会への人流の抑制である。これを徹底させるなら,公共交通を止めるしかない 鉄道会社と飲食店が交代。人流を抑える新たな対策を提案 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/7。そこまで考えているのか,と疑いたい。たぶんまた「お願い」で終わるだけであろう。で,「ちゃんとお願いしたのに,みんなが協力してくれなかった」と言って,責任逃れするのだろう。

 「オリンピックは開きます」というのを認めたとして,選手やオリンピック貴族の安全・安心を確保するなら,日本人の観客も入れてはダメである。報道関係者6000人を媒介として,選手と日本人観客が接触する機会を否定できない。パブリックビューイングも中止にし,とにかく都心や競技会場の近くから日本人を排除する覚悟が必要である。

 結局,中途半端な号令だけで終わるのだろう。筆者はせっかくなのでこの「テレワークデイズ」キャンペーンを利用して,徹底的なテレワークを宣言しようと思っているが,「これを機会に」などと思っている経営者,労働者は,残念ながらどこにもいない。何なら,このホームページに載っている「総務省厚生労働省経済産業省国土交通省内閣官房内閣府、東京都および関係団体」の全員がテレワークをしてみるがいい,と言いたい。本気であと1ヶ月の間にテレワークの体制を整える様子を公開することで,上記機関の“本気度”が民間にも伝わると思う。

 「まず隗より始めよ」が原則なのではないか。筆者は,やりますよ。