jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

整列できない若者に告ぐ--君たちのいる日本の未来は,もはや,ないように思う

始発駅を中心に、整列乗車が進められている。筆者の使っている駅でも、「今度の電車」「次の電車」と3列の枠が描かれたのは、つい5年ほど前のことである。その直前に、いくつか改善案を提案しており、そのうちの1つだけが実現したようにも思う。

    整列乗車という放送も聞き飽きるほどなのだが、それほどこの暗黙のルールを守らない人がまだまだいるということである。

    あえて若者と特定したが、ヤンチャ者は10%はいて、これがどこでもヤンチャ行為をする。自制ができないのは、病気かもしれないが、そもそも誰からも教えられることなく大きくなってしまったために、善悪の判断ができない。自分の行動が周囲にどう見られているかの意識がない。逆に、あえて迷惑行為をしているという認識があるのなら、それはもう犯罪者である。

    せっかくの成長期に感覚がマヒしてしまい、これを直す動きには反発する。手の施しようがなくなっているように見える。

    日本人の整列行動は、世界でもかなり評価されてきたので、筆者も当たり前だと思っていた。しかし、学校でも行進練習は無くなっているようで、集団行動ができなくなってきている。

    これには、スマホという個人中心の世界を提供されたという元凶が考えられる。まあ、「スマホ脳」という指摘は正しいのだろう。

    だいたい、整列できない若者は、男性が多い。イヤホンを耳に挿し、頭をうなだれてスマホ画面から目を離さない。周囲が見えないので、状況が変わっても動こうともしない。

    この文章を書き始めた1週間後、今度は若い女性2人が列の割り込みをして平気な顔でおしゃべりを続けている。しかもマスクなしである。女性の場合は、「自分たち」の世界に入り込んだら最後、周囲などお構い無しということだと思われる。男の筆者が注意したらまた逆ギレされそうでコワイ。特に女性相手だとパワハラ、セクハラのレッテルまで貼られないとも限らないから、黙認せざるを得ないのである。

    ああ、日本人は嫌な国民である。