jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

上川外相に期待--中国の王毅外相と堂々たる対峙

2023年11月25日,上川陽子外務大臣が,外相として初めて中国の王毅外相と会談した。久々の堂々たる外務大臣の登場と思えた。まったく動じることもなく,しっかりと相手の目を見て話をする姿に今後の交渉の方向性への期待を持たせる会談だったと思う。

 経歴を見ても,東大法学部卒,三菱総研,ハーバード大学院修了,コンサル会社設立と,やり手であると見た。外務大臣としても,タフニゴシエーターなのだと思う。

 男性にとって,やり手の女性は攻め込みにくい。相手が女性であることで,多少の躊躇と遠慮が生じる。ツッコミもしにくい。逆に真相を突かれて慌てることにもなりかねない。隙を見せられない油断ならない相手に見えるのである。

 法務大臣を担った際,死刑執行も行ったように記憶する。白黒をはっきり付けたい性格なのではないかと思われる。

 かつての社会党党首の土井たか子氏のような迫力も持ち合わせているように思える。理路整然と話を展開していき,交渉を進めてもらいたいと思う。

 コロナ対応で,若手知事の吉村大阪府知事と鈴木北海道知事の将来の活躍を期待したブログを書いたが,その後の大阪万博の費用隠しなどで現在は精彩を欠いてしまった。小泉進二郎氏は,CO2削減交渉で消極性を指摘されてしまった。河野デジタル大臣は失言と国会でのスマホ答弁などでミソをつけてしまった。石破氏は相変わらずのノラリクラリ,高市氏は大人げない答弁と,どなたも日本を引っ張っていく信念を持っておられないように見える。

 そういう中で筆者は,上川氏に次期首相への期待を持ってしまったというわけである。中国,韓国,アメリカとの交渉で成果を上げ,世界平和に一石を投じて,トップに立ってほしいと思うのである。