jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

左折車と歩行者の干渉をなくす信号を考えた--左折車をまず優先させるために,歩行者信号を赤にすること

最近の交差点では、右折車を最後にまとめて進行させるようになっている。このために、青信号ではなく、直進と左折が青矢印、右折は赤信号である。直進と左折が黄色から赤になると、次に右折が青矢印になる。直進車と右折車が衝突するのを防ぐ目的であり、また右折時歩行者も赤信号なので、歩行者と干渉することも防げる。

    ところが、直進と左折が青矢印になると、左折車と歩行者が干渉することになる。歩行者を待つ間、左折車線は動かない直進車がこの左側車線に入ってしまうと、動きが取れない。

    直進車と左折車が青矢印になった時に、歩行者を赤信号にしてはどうだろうか。右折車の通過時間として設定されている約10秒を、歩行者に待ってもらうのである。そうすれば、左折車もその後ろの直進車も5台程度はスムーズに発進できる。その後、歩行者を青信号にすればいい。

    現状の方法では、歩行者が続けば、左折車はほんの2、3台しか左折できない。しかもスピードを上げて左折しようとするの歩行者と干渉して非常に危険である。新方式なら最初の10秒で5台は通過できる。左折車線にいた直進車もスムーズに進行できる。

    ちなみに,右折車は,右折青矢印が出るまでずっと待っている。対向車で直進車がなくても,延々と右折矢印が出るまでは待っている。こういう運用は,ばかげている。前後の映像を解析し,右折しても安全と判断したら,右折青矢印を出すような柔軟な運用をしてほしい。

 結局,一度やり方を決めたら,頑としてそれを続けるというのが,役所仕事なんだろう。国民やユーザーへの配慮など,かけらも感じない。こういう決め事を,いずれはAIが取って代わり,役人は不要な時代が来るのだと信じている。