jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

少人数クラスで楽しく授業

新型コロナウイルスによって、人々の意識がかなり変わった。これまでマスクを着ける習慣のなかった国の人でさえ、外出時はマスクを着ける。人との距離を開けるソーシャルディスタンシングも定着してきた。人間もまだまだ捨てたものではないと感じている。

 ワクチンと特効薬が開発できれば、まさにこのウイルスとの共存社会になるのだろう。

 仕事のテレワーク化はさらに進むに違いない。それに必要なシステムの開発も進む。テレエグジスタンスというこれまでは単なる科学のお遊びだった研究が現実のものとなるだろう。

さて、教育の場面である。大学はオンライン授業が中心になるだろう。すでに世の中にはキャンパスを持たない大学も存在し、社会的な評価も世界一になっている。しかし、人間関係も形成しなければならない初等中等教育には、スクーリングは欠かせない。

ならば、これまで「理想的」と言われながらなかなか実現しなかった少人数クラスをこの際導入してはどうだろうか。

 クラスを4つに分けて、12人以下にする。教員もその数が必要だがいろいろな人を採用する道も増えている。それぞれの社会経験に基づいたアクティブラーニングも実現できる。

 もう一つ効果が期待されるのが、入試戦争の終結である。多人数で授業をするから、教えることが画一的になり、目標が大学入試だけになってしまう。さまざまな教えがあれば、日本の大学に進むことだけを考えるようなステレオタイプがなくなり、社会が豊かになるだろう。

 いまこそ少人数クラスの導入を考えよう。