jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「テレワーク」ではなく「テレコンダクト」

テレワークが進まない理由がわかった。つまり,指導者,経営者がテレワークしないからである。そこで,「テレコンダクト」(遠隔指揮)を提案する。

 コンダクターつまり指揮者は,企業で言えば社長であり,部長である。つまり,指示を出す人がリアルな動きをしていては,社員はリアルに出社せざるを得ない。

 菅義偉首相が,テレワークとテレビ会議をどうやら取り違えて「テレワーク7割」と言っていたというが,その首相がリアルに行動していては,だれもテレワークできない。「あ,こいつサボっている」と思われて評価を下げられるのが怖いからだ。同じように,小池百合子都知事も体調不良を訴えているが,リアルに出勤していては周囲も頑張らざるをえなくなる。

 リーダー,コンダクターが自宅からリモートワークで部下に指示,つまりコンダクトをする形にすれば,部下は別にリアルに出勤していなくても部下もテレワークして答えればいい。

 海外では,テレワークビザを発給する動きが出ている。UAEが新たにリモートワークビザとマルチ観光ビザを導入(アラブ首長国連邦) | ビジネス短信 - ジェトロ (jetro.go.jp)UAEは,観光が第一の資源だが,COVID-19禍で観光客が激減した。その代わりとして,海外のビジネスマンに対してテレワークのためのビザを優先的に発給し,長期滞在による収入を得ることを進めている。他の複数の国も同様な対応を進めている。

 国境を越えて リモートワークビザ - おはBiz - NHK NEWS おはよう日本 - NHK。スエーデンの会社の経営者がUAEでリモートで仕事をし,スエーデンの自社の社員に指示を出すという形のリモートワークが紹介されていた。リーダーが率先してリモートワーク,つまり「テレコンダクト」しなければ,社員は何も動かないのである。

 別に海外にまで出てテレコンダクトする必要はなく,自宅でテレコンダクトして社員に指示を出せば会社は回る。そんな会社にしなければ,当面の未来はない。