jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「スマホを送ってリモート出演」の提案

テレワーク中なので,筆者はリモートで相手側で開催される打ち合わせや会議に出席したいと思う。しかし,相手側にリモート会議の環境がない場合,準備をしてもらうのは大変だ。何しろ,相手側にそもそもリモート会議を設定しようという意思も意識もない。Webカメラ付きのパソコンをわざわざ用意してもらうことも期待できない。

 テレビ局のようにスタッフをある程度使える場合は,直前にでも相手側に最低限の機材を持ち込み,スタッフがセッティングして,打ち合わせをしてもらい,終わったらまたスタッフが片付けて持ち帰る,という運用ができる。パソコンはテレビ局持ち。通信回線も局側が用意すれば,相手側に負担がかからないので,受け入れてもらえる可能性は高い。全国ネット局であれば,各地の地方局に依頼してスタッフにセッティングを頼める。パソコンも回線も局側があらかじめ確認できるので,通信品質もほぼ保証できる。

 しかし,筆者のようにスタッフがいない場合,セッティングのためにでかけることは本末転倒である。こういう場合,正直一番イライラする。

 パソコンを相手側に送ってセッティングしてもらうことも考えたが,どんな扱いをされるか分かったものではないし,相手側も人のパソコンを操作することはそれなりに抵抗があるだろう。通常のパソコンでは,通信するのに相手側のWi-Fiネットワークを使うことが基本になり,そのセッティングもしてもらわなければならない。パスワードなども打ち込むことになり,セキュリティ上,相手側もしたくない設定である。

 そこで考えたのが,自分のスマホやSIM対応のタブレットスマホスタンドとともに相手側に送ることを考えた。会議をしている机の上に立ててもらうことだけをお願いするだけでいい。

 このスマホには,リモート操作できるアプリを入れておく。またzoomの別のアカウントBを作成しておく。

 会議が始まる5分ぐらい前に電源だけ入れてもらう。あとは,リモート操作アプリでスマホを自宅からリモート操作し,zoomを起動し,アカウントBでzoom会議を主催。自宅のパソコンからこのzoom会議にアカウントAで入り,相手側で開かれている会議の状況を自宅で見ることができる。zoom会議の音声は常にON,自宅から発言したいときは,音声をONにして発言する。会議が終われば,zoomの接続を切り,スマホの電源も切る。あとはまた,スマホを送り返してもらえばいい。

 zoom以外でトランシーバーアプリで音声だけ聞くこともありえる テレワークにトランシーバーアプリを使ってみた - jeyseni's diary 2021/6/15。

 音声だけなら,相手側に送ったスマホに電話を掛けて,応答してもらえばいい。音声の方がデータ通信よりも高いのが問題だが,いちばん簡単な方法である。

 データ通信専用のプリペイドSIMを使うのがいちばん楽かもしれない。

 普通なら,会議室にリモート出演できるパソコンとネットワーク環境を相手側が構築し,そこに招待してくれるのが当然のように思うのだが,「わざわざそんな環境を作るのは面倒」「会議はリアルが前提」と思っている人がまだまだ多いこtに愕然とする。そんなにリモート会議が嫌いかねぇ。