jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「テレコンダクト」できないヤツはリーダーにはなれない--政治を「政治屋」に任せては国が滅びる

「テレワーク」ではなく「テレコンダクト」 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/26 と書いた。リーダーは率先してテレコンダクト,つまり自宅でテレワークして部下に指示をして会社を動かすといいと書いた。

 さて,日本の政治家や知事でテレコンダクトができるヤツがいるのか,と考えると,正直だれもいないような気がする。自民党のメンバーも野党のメンバーも,各都道府県知事も,テレ環境で指示を出して言うことを聞かせられる人がいない。

 おそらくアメリカの大統領は,有事には地下のシェルターにいてリモートで指示を出しても周りをコントロールできる。自民党の総裁選挙に立候補した面々や,野党党首を見ていて,これだ,という人材がいない。

 正直,日本の政治家は「自分がリーダーであるという自覚がない」。親の地盤を引き継ぎ投票で選ばれたことは,リーダーシップとは何のつながりもないのに,「選ばれた者」「先生」と言われることに自分で酔っているだけである。カネ集めのリーダーシップは発揮できても,国を動かすという意味でのリーダーシップのない人たちばかりではないか。

 自分で会社を創業したような人でないと,リーダーシップは発揮できないように思える。そういう意味では,アメリカの前大統領のトランプ氏は典型的なリーダーであったと言える。

 さて,日本を政治的にも経済的にも先導してくれるリーダーが産業界にいるのか,というと,これもややお寒い感じがする。松下幸之助松下電器)や豊田章一郎トヨタ自動車),盛田昭夫ソニー),稲盛和夫(京セラ,KDDI日本航空)など,日本の製造業を率いてきた創業社長の中で現存するのは稲盛氏だけである。あとは孫正義にしても堀江貴文にしても前澤友作にしてもただのバブル経営者でしかないように思える。逆に尾身茂氏が立つべきなのでは,と思ったりもする。横浜市長に当選した山中竹春氏(横浜市立大学教授)のようなCOVID-19対応の中和免疫での突出した実績なども突破力になると思うが,やはり人をまとめていく能力が市の経営者,ひいては「国の経営者(リーダー,コンダクター)」として重要なのかもしれない。政治を「政治屋」に任せては国が滅びてしまう。経営手腕が必要である。