jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「嫌性権」を主張すべき時代

男女の性について何度か考えてきたが、最終的に女性は「セックスをしない権利」を主張すべき時代になったのではないかと考えてみた。

 ヒトにとって種の保存や繁栄は自然な行動である。しかし、他の生き物と違って、ヒトはその寿命や病気との闘いに知恵を使ってきた。生物としては非常に不自然な生き延び方をして繁栄してきた。

 不妊治療もお金をかければできる。超未熟児でも生かせる。社会に多大な負担をかける高齢者も保護されている。人口が減る要素がない。

 そこに、生物としての生殖行動も異常である。1年中、行為のできる生き物はヒトしかいない。

 住める環境があれば際限なく増殖をする性格は、ウイルスにそっくりである。日本では、COVID-19の第5波が理由が不明なまま減少している。ヒトもそのうち減少するのかと思いきや、まだまだ拡大し続けている。理性、教育、生活の豊かさによって一段落するはずだが、いずれも成功していない。

 もはや、自然淘汰を待っていては、人口爆発、食料危機、そしてエネルギーの枯渇が避けられない。

 世界の人口の2割ずつを抱える中国とインド。相変わらず、経済格差が大きく、広大な国家のために教育が行き届かない。世界最先端の知恵とコンピュータ力と生産力があるのだから、その能力を活かしてほしいのだが、トップがカネと権力の亡者なので、ブレーキのかけようがない。対抗できるのは、バイデン米大統領ぐらいだが、ここは全国制覇を果たした岸田総理がオオナタを振るってほしい。

 一方で、日本のような先進国でも、相変わらずのステレオタイプな考え方がはびこっている。

 これまでも何度も書いたが女性がセックスをする理由は、子孫を残すためであり、セックスを楽しむことはない、ということを、女性自身の声で発言してもらいたいのである。

 ただのかっこいいアイドルにキャーキャー言っていても、現実はやって来ない。妥協し、自分を納得させて結婚しても、ことがセックスになると思い通りにはほぼ行かない。

 「セックスは嫌いだ」「セックスは嫌だ」と女性がはっきり言うべき時期に来たと思う。すると、結婚しない女性や男性があふれ、これがまた闇の商売や犯罪の温床になる。ガス抜きのために違法行為が堂々とまかり通る。いやはや、ヒトは救いのない生き物である。