jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「バグってる」ってバグってない?--「衝撃的」でいいのでは

あるハンバーガーのCM で「チーズソースの量がバグッてる」と言っているのを聞いて、あれっ?と思っている。最近は、以前と違う使い方をしているのかなと思って調べたのだが、やはりコンピュータなどのプログラム上のミスを「bug=虫」に例えて「虫が食った」といった意味で使うしかないようなのである。

   食べ物だけに、虫が関係するのはあり得ないし、ハンバーガーのビジュアルが特別なので、ソーシャルメディアでいう「バズった」(buzz=ハチがブンブン騒ぐ)以外に思いつかない。しかし、ご丁寧に文字でも「バグッてる」と書いてあるのである。

   良心的に解釈すると、「(ハン)バーグってる」という意味なのかもしれない。しかしこれだと意味不明である。

 どうも,「チーズソースの量が,価格に比べて間違っているほど多い」という意味のようである。「価格表示にバグがある」,つまり「980円と書くところを680円と書いてしまったミス」みたいな意味を伝えたいらしい。まあ,少し前だと「チーズソースの量がハンパねー」というところだが,もうこの表現に飽きたから,別の言い方をしてみよう,といった企画なのかもしれないが,IT関係者にとっては,どうも引っかかるような気がする。筆者としても,「量が衝撃的!」でいいかなと思う。わざと別の業界用語を使う必要はないように思う。少し言葉の遊びが過ぎるように思ったので。