jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「“よれる”ような不安定な走行」の意味が不明--名古屋高速バス事故報道

名古屋 バス横転事故 左によれるような不安定な走行繰り返す | NHK | 事故 2022/8/22。大きなバス事故で横転した後に全焼した。

   事故後の火災の映像はすぐに報道されたが、バスのすぐ後ろを入っていたり事故の瞬間に対向車線に走っていたはずのクルマのドライブレコーダーの映像がまったく出てこない。これは、警察による報道規制協定なのだろうか。インターネット上にもアップされていない。

   NHK のニュースの表現である「よれるような」がどうもしっくり来ない。あえてひらがなであるということは、「撚る」あるいは「縒る」という意味と思われる。一般に糸をよるときに使う漢字だが、細い糸をねじり合わせて太い糸にするときに使う。

   すると、いわゆる蛇行でもないしフラツキでもない。どういう動きだったのか、知りたいところである。

 運転免許のある筆者としては,「センターラインを越えるようなフラつく動き」とか,「センターライン寄りの不安定な運転」などと表現したい。居眠り運転,あるいは心臓発作などの病気の場合でも,「フラつく」という表現の方が適切に思うのである。

 トレーラーの場合,動力車であるトラクターが牽引車両と連結しているため,トラクターがパンクなどで急ハンドルを切ったりすると,トラクターの動きと牽引車両の動きがずれて,ひねられたような形でひっくり返ることはあり得る。しかしこの場合も「縒れる」(よれる)というより「捩󠄁れる」(よじれる)=捻る(ひねる)という言葉が使われるように思う。バスのように一体型のボックス車では捻れる(ねじれる)ようには見えないと思われる。

 バスにもドライブレコーダーは搭載されていたと思われる。あれほどの火災なので,復元は難しいかもしれないが,周囲の車両の映像も含めて,事故前の動きの解明をしてほしい。