jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マスク外し条件として抗原検査シロ証明を首に掛けてほしい

2023/3/13から、マスク着用判断が個人に委ねられた。本当にいい加減な国だと感じた。

   多くの人は、周囲を見て着用するという判断をしているようだが、これは判断ではなく、成り行きにすぎない。判断するには「根拠」が必要だからである。

   「根拠」について、「マスクに効果なし」なる論文が話題になっている。すでに3年前から筆者は「マスクをしていても感染罹感は防げないが、感染拡大の抑止には効果がある」と論破したはずである。今回の論文がこのことに言及していないばかりか、コロナ以前のデータを基に論じていることに、疑問を禁じ得ない。

   医療用のN95マスクでさえ、感染罹感防止効果は限定的なのに、一般のマスクに感染罹感防止効果は期待できない。感染者、特に無症状感染者が新型コロナでは多いことから、ひょっとしたら自分が無症状ながら感染者だった場合に、他人になるべく感染させない、というのがマスクの目的である。

   ならば、マスクを外すということは「自分が絶対に感染者ではない」ことを証明しなければならないはずである。

   改めて、PCR 検査済か抗原検査済の証明書を提示できない人は、マスクを外す権利はないと思うのである。

   他人がいない場所はもちろんマスクなしでも問題ないしかし、屋外であっても他人の姿が見えてすれちがうような場面では、マスクの着用か無感染証明書の提示が必要と思う。

 3年前に,「移動のためには陰性証明を」と提案した 移動をしたい人は,抗原検査キットで自宅で陰性を自己証明すべき - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/11/28。マスクがまだ十分に供給できていないころである。自分が感染していないことを「移動の根拠」とすべきだと提言した。このための簡易首掛けカードも提案している。しかし,日本ではワクチン接種証明の提示すら,一部のイベントで実験的に行われた程度で,各国のような整然とした仕組みはまったく取り入れられなかった。各国が2023年に一気に感染拡大を抑えた中で,唯一,第8波の拡大を許した日本。結局,「日本政府は何も決めなかった」という気持ちが日本国民の間にはあり,「すべて自己判断」になってしまって,一瞬の締め付けすらなかったことが,日本国民の漫然とした気持ちになってしまったからではないか。

 マイナンバーカードすら100%登録を達成できていない。初期にさっさと作製した筆者など,何の特典も得られず,しかもほとんど利用することもなく,その間にどんどんシステムが肥大化していって,まったくわかりにくい仕組みになってしまっている。最も利用価値があった確定申告ですら,個人認証を何度も行わなければならず,最初はスマホで認証させていたが,認証のたびにスマホマイナンバーカードを重ねるという作業が非常に面倒に感じたため,PCに接続したカードリーダーを使う方式に戻さざるをえなかった。世の中でスマホで確定申告をしている人が「簡単」と言っているのが信じられない。

 まだまだ花粉の飛散が激しい時期である。筆者は,2002年に戻って「花粉やホコリをできるだけ吸わない」ために外でのマスク着用を続けるつもりである。一方,マスクを外してもいいという認識のオフィス内で引き続き,“暗黙の了解”のようにマスク着用が続けられているのが気に入らない。オフィス内でのマスク不着用については,トップも明言し,社内通達も発せられているにも関わらず,ほとんどの社員がマスクをしたまま仕事をしている。しかもトップも部長陣もマスク着用のままである。筆者は,机上に小型扇風機を置いて自分周辺の空気の滞留を防ぐ工夫をしながら,マスク外しをする時間を伸ばしているが,周囲の目がなぜか気になる。こういう日本人気質は,正直一番キライなところである。