jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

マスクからの感染リスクについてもう一度考える

世界中にマスク着用が進み、ワクチン先進国がマスクなし生活を取り戻しつつある。しかし、悪いシナリオを考えれば、ワクチンの効果が1年後にはまたなくなり、次世代新型コロナウイルスの感染拡大が2022年には起こりえる。そのころまだワクチン後進国の日本は、ようやく打ち終わったころに次世代の到来でまたワクチン取得に遅れを取る。負け組となっていると想像する。

 さて、今日はリアル出勤しなければならない。当然のことながら、マスク着用である。これを1日中続けるのは、20年間マスク通勤をしていた筆者でも苦しい。なにしろこれまではオフィスに着いたら外していたホコリ防止用だったためである。まさかオフィスでも1日中着けることは想定していなかった。

 筆者は相変わらず不織布マスク(ワンタイムマスク)たが、感染拡大リスクも感染罹感リスクも完全に防げないことは認識している。

 最近、あまり聞かなくなったマスクの取り扱いの注意についてもう一度考えてみたいと思う。

 ウイルスがツバの飛沫で拡散している環境ではマスク表面で補捉することで直接の吸引を防ぐことができる。しかし、マイクロ飛沫の補捉効果は限定的である。

 これまでは、3密の環境でウイルスの数が多い場合が問題になっていた。現在は感染力が強くなり、1密でも感染リスクは上がっている。これに対してマスクはどう応えられるだろうか。

 無症状の人がマイクロ飛沫を撒き散らす。ウイルス数が少なく、密度が低くても、それはマスクを通り抜けると考えられる。また、ツバ飛沫をマスクで補捉したとしても、マスク面でそのうち乾き、ウイルスとして浮遊できるようになると、マスクを装着し続けていることによってウイルスを吸い込むリスクが上がることが想定される。マスク面に触らない扱い方も、もう一度徹底すべきだろう。

 したがって、とにかく人と対峙したり、人混みを歩いたあとは、小まめにマスクを取り替えた方が良さそうである。逆に、マスクインナーシートと布マスクの組み合わせ、毎日マスクを洗った方が良いかもしれない。【追記】あるいは以前,危険と書いた二重マスクも,マスクインナーカバー+不織布マスク+布マスクという3重の組み合わせならいいかもしれない 二重マスクは危険。インナーカバー+マスクシート+ウレタン(布)マスクが最強かも - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/15。

 ほとんどの人がマスクを着用するようになって、ツバ飛沫の飛散は減ったが、マイクロ飛沫の脅威はまだ続いている。やはり、人流を抑えるもっと強力な措置が必要なのではないか。

 マスクなしで過ごせる日々が早く来るように、とにかくワクチン接種の早期完了を目指してほしいものである。今日、2021/5/17から東京の大規模ワクチン接種会場の予約が始まる。ここは意外にすんなりと枠が決まるのではないかと思われる。もともと、「全員接種」が原則なのに、早いもの勝ちみたいに煽ったことが、混乱の原因である。