jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

23週は2.86人--減り方が緩慢になったのは第7波,第8波と同様か。終結宣言を出すか,またぶり返すのか

新型コロナウイルスの五類変更後,23週目(2023年第43週(10月23日~10月29日))がようやく発表された。全国平均は2.86人。残念ながら,収束速度にブレーキがかかってきているように見える。

第23週は2.86人。収束速度がゆっくりしている。

 第7波,第8波とも,完全終息しない間に,またぶり返してきた。今回を第9波として,「終息」を意識したがどうだろうか。周囲を見ても10月のワクチン接種を受けた人は少ない。11月に最高気温が25℃を上回る夏日が出るという異常気象だが,これから急速に寒くなって大雪の可能性もあるパターンだという。筆者の感触としてはぶり返しの可能性を否定できない,というところだろうか。

 それにしても,相変わらず政治家は目の前のことしか頭にないのか,解散総選挙をどうするとか,減税+手当ての決断が遅いとか,そして収賄だなんだ,と枝葉末節のことばかり時間をかけて論争しているように見える。世界を見れば,ウクライナ紛争も終わっていないし,ガザ紛争がますます厳しい状況にある。北朝鮮の動きも怪しくなっている。とうとう岸田首相のフェイク映像まで登場した。あまりにもセキュリティが甘すぎる。

 アメリカのバイデン大統領は,2023年4月10日にコロナ非常事態終了宣言に署名した。そしてコロナ終結を声高々に宣言した。もちろんこれは,トランプ元大統領の作った法案を早々に終結させるためのアピールでもあるが,世界を動かすリーダーの言葉は明確であるべきだと感じたものである。

 これに対する岸田首相の発言は,相変わらずノラリクラリで要領を得ない。確かに米大統領のような権力を持たず,国会承認や政党間調整が必要なのだが,主張が聞こえてこないのである。

 すでに,新型コロナの専門家チームは機能していないし,マスコミも専門医療者のコメントが毎週同じなので報道する価値もないように思って報道しないのかもしれないが,危機感をまったく失っている。

 専門家チームもおらず,人気も低迷しており,ここでコロナ終結宣言をしたとしても何の根拠もなく,単なるパフォーマンスだと批判されるのが怖いとしか思えない。

 とうとう次の首相候補に対する人気投票まで始まった。1位K氏,2位I氏,3位K氏と並ぶが,どの顔ぶれも世界にアピールできる人材に見えないのはなぜだろうか。器が小さいなと思えてしまうのである。

 筆者が2002年のSaas拡大時から外出時にマスクを自主的に着用していることは,何度も書いてきた。現在,オフィス内ではマスクは外しており,ほかの人と会話するときにマスクをするという対応をしている。オフィス全体の換気は換気扇だけになってしまったため,卓上に小型扇風機を置いて空気の流動を促している。今後も,屋外でのマスク着用は続けるつもりである。これは筆者の自己判断である。

 しかし,多くの人はただ周囲の流れに合わせてマスク着用を続けているように見える。そしてもともと周囲に対する配慮のできない人がマスクを外し,そして咳・くしゃみエチケットもせずに電車に乗っているという状況を作り出している。周囲に対する関心がないのである。

 日本以外の国では,くしゃみをすると「God bless you」(神の祝福を)と声を掛けてくれる。くしゃみをすると魂が逃げてしまうからという教えがあるからである。それだけ周りに対しても,また周囲からも,お互いに関係性を持っている。しかし,日本は見て見ぬフリを決め込んでいる。だれが「おもてなしの国」と言ったのだろうか。単に観光客相手の仕事をしている人たちが,マニュアルどおりに対応しているだけである。

 全国平均が2.0人になったら,終結宣言を出してみてはどうだろうか。そのための専門家チームも再結成して,年内終結し,2024年からのワクチン有償化のきちんと始めるきっかけにしてはどうか,と思うのである。