新型コロナ感染状況の発表、29日で更新終了 県ウェブサイト (msn.com) （2024/3/28）。愛媛県の発表である。ひょっとして各県とも同じ対応になるのだろうか。そして厚労省の発表もなくなるのだろうか。新型コロナウイルス感染症に関する令和６年４月以降の対応について｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)。
現状，毎週全国で4万人以上の新規感染確認者が確認されている。年間では単純計算で200万人もの感染者が発生することになる。インフルエンザは冬場の短期間に1,000万人の感染者が出るが，新型コロナは季節性がない。安心レベルまで収束するには至っていない。
しかも，インフルエンザは対処できる特効薬が次々と開発されているのに対し，新型コロナはいまだに特効薬がない。軽症で回復した場合でも，その後の倦怠感などの後遺症が報告されている。まだまだ感染防止は必要である。
しかし，この2024年4月で新型コロナワクチン接種が任意となり，しかも有償になる。ワクチン接種者は減り，新たな変異株も広がり始めている。筆者は，もう一山来ることを心配している。
東京オリンピック2020も結局中止にはならなかった。関西万博も強行されるようである。いったん決めたらテコでも変更しない。新型コロナ対応を2024年3月末でやめるという方針も，変更しない。次の流行がもし来た場合，対応できるのだろうか。
