jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「顔加工アプリ」は存在すべきではないと思うが,シミュレーションでリセットできる点は評価すべきかも

電車の乗車待ちで列に並んでいた。たまたま斜め前に並んでいたおそらく中学生が,「顔加工アプリ」と呼ばれるアプリを使っていた。

 たぶん,この手のアプリの先陣を切ったのは「SNOW」というアプリだと思う。娘もスマホで操作していたが,どちらかというと極端に顔を歪ませて面白おかしくするようなアプリだと思っていた。目玉を極端に大きくしたりして,コミックのようにするような遊び方をするものだと思っていた。まあ,そんな遊びならいいかと思ってスルーしてきた。現在のSNOWを見てみると,メイクや顔色修正だけでなく,顔の形を美人顔に自動的に変えたり,体型を変えたりもできるようである。

 筆者が見たアプリは,SNOWなのかそうではないかは分からないのだが,なんと顔の形を変えるだけでなく,パーツごとに位置や角度,大きさや形を変形できるスライダーが複数付いているようだった。これだけ変更できると,おそらくもはや元の顔とはまったく違うところまで変わってしまうだろう。

 以前は,パーツを入れ替えるソフトがあったが,これはまったく違う人物になってしまう。しかし,自分のパーツを変形したり,移動させることで,自分ベースで別人になれる。

 筆者がこのブログを書き始めたは,こういうアプリはあってはならないと思ってである。しかし,特に女性は自分の顔には何らかの変更希望を持っており,それがお化粧やプチ整形,そして本格的な整形まで進む1つの理由だと思った。アプリなら,リセットして元に戻せる。お化粧を事前に試して,より自分に似合った方法を探ることもできる。整形に踏み切るにしても,自分らしさを残すレベルを事前に知ることもできる。そういう使い方をするのは,間違いではないのかもしれない。実際,整形を繰り返して,まったく他人になってしまっても,それでもまだ理想とは異なれば整形を続けてしまうという不幸なループに陥らないとも限らない。アプリでまずちょっと冒険する,というのも現代風でいいのかもしれない。(それにしても,よくこういうアプリを考える人がいるな,と感心している面もある)。