jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

正当な情報を見てほしいが,見ない

国民の良心に期待した新型コロナウイルス対策。自粛、マスク着用、ソーシャルディスタンシング。東京都の小池都知事はまた「5つの「こ」」などという語呂合わせで誰でもわかりやすいように、とでもいうような自粛アピールを始めた。

 「三密」とか「新しい生活様式」だとか、とにかく言葉を扱うのが上手い。しかし、これだけ度重なると、胡散臭く響いてくる。まるで、「都民が理解できるように、語呂合わせしました」と言わんばかりである。なんだか、都民をバカにしている。言葉を駆使することで、言葉に敏感なマスコミはこぞってこれを持ち上げる。メディアに取り上げられることを狙った作戦である。この作戦にマスコミもマンマと乗せられている。まるで自分たちが作った標語のように無意識に拡散している。そろそろ気がついて、言葉遊びはやめてほしいものである。

 言葉の軽さといえば、前首相の安倍氏も大したものであった。小池氏も安倍氏も、まっすぐ前を見て言うものだから、軽くても信じてしまう。

 ところが、菅首相はまっすぐ前を見て話さない。言葉に重さがないので、その信憑性を疑わざるを得なくなる。せっかくの「3週間」が何を移民するのかを国民は理解できていない。以前、筆者が提案した「2週間のロックダウン」と比べると、ほとんど意味のない期間である。自粛3週間は、ほとんど意味がないのである。

 残念ながら筆者のブログは、「マスクの自作」のころには結構読まれたが、その後の正論は読まれることなく過ぎて行っている。このブログを読まない人には、結局何も伝わらない。

 マスコミと呼ばれる既得権を持ったメディアがワイドショーで騒いでおり、YouTubeに意味のない動画を投稿し、インスタグラムに興じていいねを稼ぐ。お金に繋がれば何でもしてしまう人という生き物の性。

 アニメ「鬼滅の刃」も、コロナウイルスに対しては何のメッセージも出さない。そういう心がないと言わざるをえない。

 日本人でこのブログをまず見ることはないだろう。そして見たとしてもこの正論には付いて行けないだろう。敢えてコメントをできないようにしている。余計な議論はしたくない。議論のための議論は好まない。

 自粛でのアプローチに失敗した日本。しかし、他国のような軍隊も警察力もない。法律を作ることも基本的にできない。第三波は、人力ではおそらく押さえ込むことはできない。

 地域を挙げたホワイトロックダウン、そのための入場時の15分間抗原テストができるか、あるいは国民全体へのワクチン接種しかない。しかし、仮に無料でワクチン接種できるとしても、おそらく、8割程度の受診でしかも行き渡るのに2ヶ月はかかると予想している。このために、また押さえ込むことに失敗すると思わざるをえない。

 これが日本人である。医療崩壊は2020年ないに起こることが予想される。おそらく、世界に対して恥ずかしい結果を出してしまうだろう。