jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

やはり遅かった。放置のツケで“土石流”的医療崩壊,国民は見殺しに

今から医療崩壊をさせない方法を提案 - jeyseni's diary と書いたのは,2021/4/26である。その中にリンクがあるが,公立病院に「新型コロナウイルス専用病棟」を10日で作る - jeyseni's diary (hatenablog.com) と書いたのは,2021/1/15である。

 「災害級」という発言を受けて書いたのは,「災害時」--災害派遣で自衛隊による救急病棟の緊急設置を - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/12である。

 現在,入院できない人の呼吸をサポートするための酸素ステーションが設けられつつあるが,大阪府では,2021/5/1に大阪府が設置した「入院待機ステーション」はギリギリだが適切な対応 - jeyseni's diary (hatenablog.com) を設置し,自宅療養で症状の悪化した人の入院先が決まるまでの酸素吸入などのサポートするセンターをすでに3ヶ月も前に設置している。

 「爆発的感染」とか「災害級」という言葉が出ている中で,8/23からパラリンピック2020も無観客ながら開催される。すでに東京オリンピック2020をとにかく開催するために,緊急事態宣言を出すことで無観客での開催を強行し,オリンピック選手の間での感染拡大が限定的であったとして,パラリンピックも開催を強行する,という論理のようだが,もはや選手団の歓迎報道もなく,聖火リレーの報道も限定的,しかも国会は開かれず,政府も「最大限の努力をする」と言葉だけが虚しく流れていく。ワクチン接種も2022年に3回目のワクチン接種を確保した,と言っても,現時点で1回目が接種できていない人が国民の半分,しかも65歳以下の若者の8割が接種できていない状態で,こんな報告をされても,的外れと言わざるをえないのではないだろうか。

 2021年1月の第三波の際に,自宅待機,自宅療養を余儀なくされる人が増え,東京で5000人を超えた。後に100人近くが亡くなっている。この段階で,とにかく病院の近くに緊急の病棟を作って,医療に近いところに患者を移して経過観察する,という行動を取らなかった。現在は,自宅待機,自宅療養をしている人が東京で2万人を超えている。なのに,緊急病棟も作らないし,感染症の指定変えをして一般病院で預かるという決定もしない。日本医師会が「野戦病院」という言葉を使い始めたが,言葉だけの表現であり,実際に自衛隊を動員しての野戦病院設置が行われる気配もない。

 2020年5月のGWの2週間でロックダウンすることを提案したが,実施されなかったため,その後,何度緊急事態宣言が出ようと,国民はもうロックダウンもされないし,自分もしようという気持ちにもならない。

 あとは神頼みですか - jeyseni's diary (hatenablog.com) と書いたのも2021/1/16のことである。せっかくのワクチン接種開始がこのあと行われたにも関わらず,オリンピック前に国民全員が接種完了,などということは夢で終わってしまった。そして,まさにお題目のように唱えられる「緊急事態宣言」「移動自粛のお願い」という“日本国民様頼り”が破綻しているというのに,まだイベントの強行をしようというのだろうか。

 繰り返しになるが,残る手立ては,駅などの移動拠点,店舗の入り口などでの「感染者の炙り出し」をして,移動させないようにする,ということしかない 「ゴキブリコンバット」式感染拡大の決め手は、スプレッダーの炙り出しのみ - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/8/17。