藤田ニコル、ネットの中傷書き込み対策で携帯電話の新機能を要望 (msn.com) 2021/6/27。誹謗中傷に相当する言葉を打ち込んだら,その人の顔を写して自動投稿する機能をケータイに搭載してほしい,というものである。
盗み撮りをしても同じようにケータイが自動投稿するといいと思う。
どこまでが誹謗中傷に当たるのか,どこまでが公序良徳に反するのか,判定は難しいだろう。AI(人工知能)を使うのだろうが,学習するのに時間がかかるかもしれない。
メールの場合,アドレスの詐称もあるため,迷惑メールとして弾くルールは比較的作りやすいが,それでもそれをすり抜けて大量の迷惑メールが送られてくる。
匿名コメントは厄介で,たしかに記載中に先に写真情報が発信されると言えば抑止力になるのかもしれない。
同じような機能を,テレビ番組にも組み込んでほしいものだ。筆者が考えるハラスメントに当たる発言をするケースが多発している。
また,電話によるオレオレ詐欺などを事前にチェックできる機能もほしい。
ただし,いずれのケースでも,どこに線引きをするのかが難しいところだ。
インターネットはもともと性善説に,基づいて運営されている。上記の機能は,性悪説に基づいている。おそらく,これらの機能を搭載したケータイは,売れないに違いない。絶対に悪口を書かない,と言える人は,この世の中ではほぼゼロに近いだろう。