jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

性善説?性悪説? 男は基本的に性悪。これがウイルス拡散の「心の穴」だ

「バブル方式に穴」「関係者に特例,感染対策の穴」など,オリンピック開催に対する疑問符がメディアに続々と報じられている。何にでも抜け穴があるのだなぁ,と思うのだが,これはシステムに問題があるというより,関係者の心の問題ではないかと思うのである。

 マスク着用が新型コロナウイルスの感染罹患,感染拡散に一番有効だということが世界の常識なっているのだが,マスクをまともに着けている人は全体の2/3ぐらいではないだろうか。感覚的に,女性はすべてルールを守っている。とすると,男性の2/3が守っていないということである。

 そもそも,緊急事態宣言が出ようが特別措置が出ようが,アゴマスク,鼻出しマスク,咳くしゃみ時にマスクを外す,そして無マスクなどを堂々としているのは男である。

 アルコール営業を支持するのも男の飲食店経営者と客。集団で会話・会食するのも男。今回,陽性者2人を出したウガンダの9人の選手団も,写真で見る限り全員男性である。航空機の中でどんな行動をしていたのか,およそ予想される。航空機から降りる辺りでマスクを着け,バスが動き始めたらまた外し,宿泊所でまた着け,といった行動を取っていたのではないだろうか。

 「それが何が悪い?」と開き直るのが男である。事件,事故,何でもそうである。つまり,マウンティング体質なのが男であり,自己中心なのが男,ハラスメントの元凶が男である。「男はもともと性悪」なのである。

 男の心には穴がある。無意識の穴がハラスメントにつながり,意識的な穴が犯罪につながる。穴を開けるのは,自意識と性的欲望であると思う。

 長いモノに巻かれようとするのも男である。権威や金に寄り添う。オリンピックも,ウイルスも,金まみれである。一方,いったん決めたら持論を曲げないのが女性である。

 これに対してメディアは,コウモリである。立場が変わるとコロリと論調を変える。自分の都合のいいように素材を使って誘導するからタチが悪い。

 欧米諸国は,キリスト教をベースとしている。心の拠り所はローマ法王である。ローマ法王に一言言っていただきたいものなのだが,聖職者にもセクシャルハラスメントの問題が持ち上がっている。日本では天皇陛下のお言葉に期待したいのだが,こちらも天皇家の結婚や継承問題でガタガタしている。WHOも期待薄である。

 それでも,IOCはぐらつかないのだろう。あとは,緊急事態宣言の再発令によって,日本政府がオリンピックの開催を宣言することである。菅首相の英断しかないのだろうか。