jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

スポーツの技のシミュレーションへのトライ

ここのところ、COVID-19第6波の収束シミュレーションをしている。あくまでも個人のお遊びである。2つの曲線を関数で設定し、これを足し合わせて結果予測のカーブを出すという単純な方法である。

   オリンピックの競技を観ていて、最高難度の技が成功したり失敗したりするのを見て、この2つのカープを組み合わせる中に「絶対に成功する」方法が隠されているのが見つかるのではないかと考えた。回転・ジャンプ・着地のシミュレーションである。

   例えば、羽生結弦選手が挑戦した4回転半アクスルジャンプも、最初の踏み切り条件の力学的設定によって、跳び上がる角度と速度を推定でき、滞空時間を計算できる。この滞空時間内に必要な回転をするために、初速の角速度が決まる。そして着氷時の方向と角度、速さなどによって、転倒せずに降りられる足首の姿勢やエッジの使い方、バランスを取るための腕の動きなどの計算ができるのではないかと思うのである。

   このモデルによって、ベストな踏み切りがてきなかった場合に、例えば回転スピードを何パーセント上げられれば取り戻せるとか、着地時に転ばずに安全に踏みとどまる方法が見つけ出せるのではないかと考えるのである。

   このためには、さまざまな速度や角速度の測定センサー、エッジにかかる力を計測する歪みセンサー、フォームを記録する高速度カメラなどの導入が必要かと思われる。

   もちろん、スポーツマンは、自らの感覚でコツを掴むのが本来だろうが、なにしろ着表時の衝撃は想像以上であり、選手生命に影響が出ないとも限らない。きちんと理論的な検討をすべきだろうと思うのである。