jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

「先生」と呼ばれるためには,感情を押さえ込む絶対的な理性が必要だと思うが,なぜこう次々とハラスメント事件が起こるのだろうか

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」の放送で「空気を読む,ってなあに」という問題が出された。人間の脳は,相手の言葉などに対して反射的にさまざまな表情を出すように司令を出し,その直後,同じ脳が理性のある対応をするように司令を出す。この2つの司令の差が0.2~0.5秒あり,その一瞬の表情を読むことができる人が,空気を読める人ということになるらしい。

 これは「微表情」としても知られている。犯罪捜査の上で,ウソ発見の1つの手法としても応用が期待されている。相手をじっと見て観察していないと,なかなか読み取ることができない。筆者は,あまり相手の顔をじっくり観ないので,たぶん空気を読むのが苦手なんだろうと思う。

 ここで働く理性は,まさにその場を繕うための人間特有の行動なのだが,これを理性と言っていいものだろうか。単に自分をごまかすための悪知恵のようにも思える。

 理性は,人の行動にあっては常に最優先されるべきだと筆者は考える。これなくして,人としての正しい行動が取れないと思うのである。特に,自分よりも弱い立場にある相手に対して,理性のない行動を取ること,これはハラスメントである。

 この一両日のニュースで,小学校の教員による生徒の盗撮と,大学医学部教授による学生へのセクハラの記事が掲載された。教員や医者など,世間からは「先生」と呼ばれる地位に就くためには,感情を理性で絶対的に押さえ込まなければならないと思うのである。それが「聖職」と言われるゆえんである。感情のままに行動していては,動物と変わらない。いや,自分の立場を利用しての犯罪は,一般的な犯罪よりもさらに悪質である。

 弱者の指導者(教員,介護者,児相)は“男子禁制”にすべき - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/5/28 にも書いた。同じ話題が繰り返し出てきて,もううんざりしてしまう。

 一般に,組織に関わらない凶悪犯罪は,さまざまな事情の下に追い込まれて仕方なく起こしてしまうことが多く,その多くは後悔の念があり,おそらく二度と犯罪を」することはない。組織の関係者は,弱みを掴まれていることも多く,なかなか足を洗うことはできない。しかし性犯罪だけは,すべての男性にとって引き起こされる可能性がある。筆者も聖人ではないので,心が動き,身体が反応することは否定しない。そこを押さえ込むのが理性である。

 満員の電車内での痴漢行為も,男性による卑怯な犯罪である。ましてや,「先生」と名のつく仕事をしている人間は,二度とその職を与えるべきではない。

 性犯罪は,いくら実刑を与えても更生することはほぼ不可能である。それを押さえる理性そのものを獲得することができないからである。

 嫌いな“生涯現役”という言葉--明らかなハラスメント用語である - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/9/29 にも書いたが,中年以降に強精に意識があること自身がすでに性犯罪予備軍である。実際,対象となる女性は,若い女性しかいない。同じ年代の女性を対象として強精することはまずありえない。したがって,性犯罪に結びつく。「先生」族の性犯罪は,すべて対象が若い女性である。

 「英雄は色を好む」と言われてきたが,女性にとっては迷惑な話である。逆に色を武器に女性としての高い立場とカネを手に入れることも行われているのが実態である。

 女性は,性犯罪の前に泣き寝入りする以前に,自分を確立するための理性と知識を獲得する努力をすべきだし,常に男性と対等の態度と意見を持つべきである。一方男性は,生物学的に子供を産ませる年齢を過ぎた例えば45歳以上では,性的能力を減退させるような工夫や措置を取るべきではないかと思うのである。その方が,妙な脱線をせずにもっと人類にとって貢献できるアイディアを生み出したりできるのではないだろうか。

 男性ホルモンを減退させることによって,おそらくハゲはほとんどなくなり,また成長も停まることから肥満や肥大もなくなる。犯罪も減るし,エネルギー消費も減る。怪しげなサプリメント商売もなくなる。

 しかし,結局は禁酒令の裏でヤミの世界での取引が拡大したように,麻薬以上に厄介な裏社会ができあがるのだろうという懸念がある。世の中から性犯罪がなくなるには,やはり人類を一度リセットするしか方法がないのかもしれない。