jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

雨の日が嫌い--レインコートはもっと嫌いだが,キャノピーで格好のいいものも見つからない

梅雨の真っ只中とはいえ,線状降水帯だの記録的短時間大雨情報が出され,川の氾濫のニュースも報道されている。水は怖い。

 もともと筆者は雨の日が嫌いである。単純に言えば「濡れる」のがイヤだからである。

 傘,レインコート,長靴,レインシューズなど,雨の日に使うグッズは,いずれも中途半端である。傘は上半身は濡れずに済むが,下半身は濡れてしまう。強風を気にしなければ煽られたり逆さ(おちょこ)になってしまったりする。布製の傘だと防水性能に限界があり,傘面の内側に頭が当たるとそこから雨が染み込みやすくなる。傘の先端近くから雨が染み込むと,傘の柄を伝って手が濡れてしまったりする。

 靴も完全防水はなかなかない。防水性能が高いほど,重たく,ムレやすくなりがちである。いわゆる通気性のある生地を使っていても,縫い目まで完全に封印するのは難しい。そういう意味では,ゴム長靴は防水性能はまず完璧だと思って愛用している。滑りにくい。ただ,足ヒモなどで足首を固定できないので,歩きにくかったりする。ぬかるみでは脱げたりするらしい。

 レインコートも複数持っている。短時間であれば,裏にゴム引きをしている完全防水型を愛用している。重たいのが玉に瑕だが,とにかく濡れたくないので使っている。しかし,どのレインコートも手首から水が伝って入ることがある。手袋と連結したようなものが理想なのだが,今のところ,見たことがない。

 レインコートが嫌いなのは,雨から逃れて建物に入ったときに,レインコートを脱がなければならないのが面倒なことである。傘は畳んで傘立てに立てれば済むし,オフィスなら長靴は上履きに履き替えれば済む。しかし,濡れたレインコートをオフィス内に持ち込むのはためらわれる。入口でレインコートを脱ぎ,それを畳んで袋に入れて持ち歩かなければならない。コート掛けにレインコートを掛ければしずくが垂れる。結局,外に出るまで袋に入れたままになり,また着ようとしたら濡れたレインコートを広げなければならず,着直すと濡れてしまう。

 したがって,普通に歩くときは傘だけで,通勤時はズボンが多少濡れても仕方がないとあきらめている。雨の日のイヌの散歩はレインコートを着て,イヌには傘を差し掛けている。

 今はクルマがあるから雨の日の買い物にはクルマを使っている。しかし,もう少し歳を取った場合は,自転車が中心になると考えると,雨の日の自転車対策を考えないといけないと思って検討を始めた。

 基本的に,レインコートを着るしかないと思っているのだが,フードが風で煽られて顔が濡れたり,手首から雨水が入ったりするのがイヤである。ポンチョだと手は濡れないのだが,何だか風に煽られて足元が濡れたりするのがイヤである。なによりも,長い距離を走るときは走りにくいし,短い距離を走るときには大げさに見えるのがイヤである。

 次に考えているのが,デリバリーバイクに取り付けられているようなキャノビー(屋根)を自転車に取り付けられないかで,いろいろ検索してみている。

 この辺りになると,注文生産してくれる会社があったり,海外から輸入する会社があったりするほか,自作(DIY)をする人も結構いてYoutubeで盛んにアピールしている。

 風の影響をある程度逃がすために,しなやかなパイプに軟らかい透明窓を持ったものがほとんどで,サイドからの吹き込みに対応できるものは少ない。どうも,普段は取り外しておいて,雨の日だけ簡単に取り付けられるように,というコンセプトが強いようで,バタバタとしてなんとなく格好が良くない。常設しても格好のいいもの,というコンセプトのキャノピーは,まだ見つかっていない。

 ガッツリ固定しても,デリバリーバイク(ホンダの「ジャイロキャノピー」)レベルで,座り位置の高い自転車ではさらに背ばかり高くなるため,バランスはうまく取れないかなと思われる。

 まあ,あまり風に煽られず,手袋一体型のポンチョ型で薄手のレインコートを検索できたので,いちおうブックマークしておくことにした。理想は「手袋完全一体型」で,水作業をしても袖口から水が入らないものがほしいと思っているのだが,必要に応じていつでも手のひらが出るようになったものだったので,ちょっと考えてしまっているところである。