jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

台風11号の進路予測が正確だった件--スーパー台風が今後どんどん発生するのが不安

2022/9/4 大型で強い台風11号が、沖縄の南を北上している。速度が時速15kmと遅く、被害か長引かなければいいと願っている。

  この台風の進路は、極めて異常だった。小笠原諸島から西に進み、さらにだんだん南寄りに下がって、日本本土から遠ざかって行くように見えた。「もっと南寄りに進んで、グルッと回ってから北上するんじやないか?」と素人的に予測をしていた。

   ところが、台風の進路は気象庁などが予想したのとほぼ同じく、南に曲がったところで折り返して、今度は北上するという動きを取っている。北上を始めるタイミングも予報どおりである。

 9/6になって日本海に入り,北海道の西で温帯低気圧になった。

2022/9/6/12:00時点の実況(気象庁より)

 

 当初スーパー台風とも呼ばれ,スピードも遅いことから広範囲で大規模な被害が予想されたが,幸い日本本土への直撃は免れた。ラッキーだったと言うしかないのだろう。しかし,海水温の上昇傾向が続いており,超大型台風の襲来が今後も予想される。

 日頃から筆者は,天気予報がいつまで経っても当たらない,と文句ばかり言っているが,今回の台風進路予測も含めて,極めて予測精度は上がっているのを実感した。実際,15分置きの天気予測など,かつては不可能だったことを考えると,すばらしい成果だと思う。改めてその努力を称賛したい。

 筆者は,カオス的な天気状況を定義してみた 「環状不安定パターン」という定義をしてみる--日本海から太平洋を丸で囲うと答えが出てくる - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2022/7/19。今回の台風11号でもこの日本全体を覆う環状パターンを刺激して,台風が来る前から各地で大雨になるのではないかと予想していた。実際,北海道を中心に,台風からはるか遠くで大雨になったが,環状パターンの中心は刺激を受けなかったというのはラッキーだった。

 筆者は,今週からまた1ヶ月ぶりに通常勤務に戻した。今週は台風の影響で通勤が大変だなと思っていたので,これもラッキーだった。筆者は基本的にいつも折り畳み傘を持ち歩いている。40年前からずっとである。最近は,耐風性能の高いモデルと入れ替えている。歩く距離は基本的に短いので,傘だけで雨を防ぐ形だが,本当はレインコートも欲しい。しかしレインコートが要るような雨だと,傘だけでは脚や身体が結構濡れてしまう。建物に入ってからレインコートを脱いで濡れを処理するというのが,今1つスマートではないのが悩みである。周りの人にも何となく迷惑をかけているのが気が引ける。まだ使ってはいないが,身体の前半分を覆う防水エプロンを準備している。ゲリラ豪雨に見舞われ,どうしてもその中を移動しなければならない,という場合の非常用である。あまり格好がいいものではないことは理解しているので,使用報告はなかなかできないが,1つのアイディアとして提案しておきたい。筆者はとにかく,雨に濡れることが嫌いなのである。