jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

イーロン・マスクは嫌いだが,マーク・ザッカーバーグはもっと嫌い--旧twitter対抗の「Threads」 に5日で1億人登録など信じられない

マーク・ザッカーバーグは,学生時代にFacebookを立ち上げた。Webサイトに代わる企業情報発信プラットフォームとしては,よくできた仕組みで,筆者も利用している。

 一方,ショートメッセージをやり取りするSNStwitterは,仕組みがよく理解できていない。個人を含めて自らの情報発信と交流に適したSNSだというのだが,自分の発信履歴を連続して見ることができず,他人のツイートばかり間に入ってきて,まったく意味不明な情報の流れになっている。まったく使う気にならない。

 そのtwitterイーロン・マスクに買収された。その経営方針に不審を持ったtwitterユーザーが,次々にアカウントを破棄した。これに対抗してか,ザッカーバーグは新しいSNS「Threads」を立ち上げ,5日間で1億ユーザーの登録を得たという。

 筆者は,このSNSがよく理解できていない。ましてInstagramはまったく意味不明である。そのThredsには,当面登録するつもりはない。仕事以外に情報発信する内容などないからである。

 ザッカーバーグが嫌いなのは,Facebook社の不正行為を隠すために社名をMeta社というVRの会社に書き換えながら,実質は変わっていないことである。しかも,一般用語である「メタ」を社名にするなど,バカげている。社名変更の前から世の中に出ていた「メタバース」という言葉を私物化してしまったからである。さらに,イーロン・マスクが買収したtwitterのユーザーの不審感からアカウント取り消しが相次ぐ中,それに代わるSNSを早々に立ち上げるとは,「漁夫の利」状態ではないかとも見える。

 両者とも,21世紀を大きく変える人物だと思うのだが,正直言って品がないと思えるのである。カネと名声を手にすると,人は豹変する。その代表かなとも思える。実際,「実はこんな社会貢献もしてるんですよ」といった話題もあるはずだが,社員を簡単に解雇したりする経営方法は,受け入れがたい面が強い。日本人から見てもドライに映るし,アメリカや各国で同社社員として働く人にとってもやりきれないのではないだろうか。

 両者とも次は生成AIでgoogleの牙城を崩すことを狙うと思われる。そうなると,SNSへの投稿はすべてフェイク情報になるのではないか。そのフェイク情報をまたAIが学習して,さらに予測もつかないような情報を発信し始める日も遠くないと思える。今こそ,かつてのメディアが真に正しい情報を伝える使命を果たすときだと思う。ただ,持ち込みネタに踊らされ,ウラも取らずにスクープ狙いで先走ったり,オフレコルール破りをしたり,果ては,メディア関係者によるハラスメントや犯罪,経営陣の汚職まで出てくるようでは,たとえばN◯Kももう終わりだな,と思ったりするのである。筆者は引き続き,カネにはならないが,正しい情報を発信することを心がけたいと思っている。