jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

女性の「男性化け」を歓迎する--仕事の場で男性に忖度する必要なし

化粧のはっきりした女性は苦手である。仕事場でも、通勤途中でも、存在ばかり気になってしまう。何を惹き付けようとしているのかと思ってしまう。仕事の仲間としては,ビジネスライクなスタイルとコミュニケーションでいてもらいたいと思っている。

    筆者の初恋は中学1年生である。身長の低い方から数えて3人目というチビのくせに、クラスのマドンナとも言える女子を好きになった。告白すれど叶わず、社会人で上京するまでその思いは続いた。その後も会うことも近況を知ることもなく、現在に至っている。まあ純愛である。

    中学生で、当時はもちろん化粧もない。制服だし、髪型もショートかツインテールとシンプルである。運動部でテキパキした印象。女性としてというより、友達になりたかったと思う。

    社会人になって、職場では先輩で年上の女性が好きになった。小柄で飾りけがなく、やはりスポーツが得意だった。

    結婚相手も、普段の雰囲気が好感を持ったのがきっかけである。サークルだが運動もたしなむ。定年退職したらゆっくり共通のスポーツを楽しもうと思っているのだが、残念ながら仕事を続けざるを得ない状況であり、実現していない。

   普段はほとんど化粧をしない。出掛けるときも最低限で済ます。化け過ぎないことが、職場でも責任ある仕事を任されていた要因の1つだと思う。

    お化粧というのは、女性にとって相手に対する礼儀だと言う人がいる。気使いであり、忖度でもある。しかし男性の場合,相手に対して基本的なスーツと髪、ヒゲに注意すればいちおう許されるのに対し、女性は外面を華やかめに装うことが、暗黙の了解とされている。

    そのサジ加減が、女性本人も相手も同僚もみんな異なる。そこで最大公約数を目指すことになり、盛り気味になってしまうのである。 しかし逆に、盛り過ぎによって変なアピールと捉えられかねない。

    仕事場では,思い切ってナチュラルを目指してほしい。そして仕事をバリバリモクモクとこなしてほしい。周囲からの見る目が変わるだろう。一種の「男性化け」である。

    仕事における男性化けは、信頼性の獲得につながる。ハラスメントを避ける手段にもなりうる。マウントされることもなくなるだろう。異性に対してではなく,仕事の仲間として,敬意を持って接してもらえるようになることが,女性に求められると思うのである。男性化けの1つが,スキのない服装であり,職場内で化粧直しなどをしない行動である。

 筆者は,刑事ドラマや医療系ドラマをよく観る。かつては男性中心の設定だったが,近年は女性の主人公や女性の主任クラスの設定が増えたように思う。ギリギリの職場だけに,男女など関係ない。そういう緊張感が一般社会にも欲しい。

 仕事場は有事である。女性としての魅力は,アフターに発揮する。そういう切り替えができるところが,仕事場においても人としての魅力を感じさせるのではないかと,勝手に考えたりしている。