jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

ハラスメントと逆ハラスメントを考える

セクハラは、主に男性から女性に対して、女性の嫌がる行為を取ることで成立する。

 逆セクハラというのが考えられるかを考えてみた。つまり、女性が男性に対して、男性の嫌がる行為を取ることは何かあるかである。

 残念ながら,男性が嫌がる女性の行為はほとんどない。あるとすると、焦らし(じらし)だけである。つまり、その気にさせておいてさせない、というところである。しかし、男性側は最悪、力ずくで焦らしを解消するだろう。永遠に逆ハラスメントになることはない。

 焦らしといえば、女性の存在そのものが焦らしの原因であることも多い。いわゆるダイナマイトボディーや露出の多い服、化粧、態度など、わざと男性をその気にさせるケースも多い。わざと挑発する場合、「あざとい」と言えるが、自然な場合があるのが厄介である。

 パワハラの場合はどうだろうか。若い人や女性が上司に恐怖を覚えさせることはあるのか。コンピューターなどのIT機器の扱いでは、年長者にプレッシャーを与えられるが、これも本質的ではない。

 結局、女性や若者は損ということになるのだろうか。つまり,逆ハラスメントはあっても一時的なもので,さらにハラスメントを増大させる可能性がある。

 やはり,最初に突っ込まれないようにする強い意志と,隙きを見せない努力が必要である。自分が相手に対してどのような印象に見られるのかについて,意識することも必要だと思う。内面的には,理論武装すること。そのために勉強することである。決して男性に負けない自信を持つこと。決して上司にからかわれない得意分野を持つこと。信頼を得,尊敬される存在になることが,ハラスメントを生じさせない秘訣なのではないかと思う。

 それにしても,神様は罪作りである。女性が男性から見て魅力的に見えることは,大切な要素である。その魅力を磨くことは,女性の権利でもある。その魅力が,ハラスメントの原因の1つにも成りうる。すべての男性にとって,女性はターゲットに成りうる。ちょっとしたチョッカイを出すと,それが相手にとってハラスメントに感じさせてしまえば,それで終わりである。人によって,また相手によって,感じ方が違うのがハラスメントのややこしいところである。