jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

女性の生産性が高いという仮説--男性リーダーの下で働くと生産性は下がるし,男性の生産性も下がる

「タイパ」という言葉を初めて聞いた。若者の代表として息子に聞いてみたが知らないという。

   これは、タイムパフォーマンスの略で、単位時間当たりの業務完遂量を指すらしい。コスパ(コストパフォーマンス)に引っ掛けて作った造語のようだ。

   単位時間当たりの完遂量なら、生産性(プロダクティビティー)というきちんとした言葉がある。しかし、完遂量に対する内容が変わってきたことも確かである。

   つまり、得られるモノが物質的な量ではなく、単に「カネ」だということである。コスパは、同じ品質のモノを安く手に入れたことが一般的だが、どうも最近は投資した額に対する儲け、という視点のようである。

   タイパもそれに当てはめると、投資のために考えたり判断にかける時間に対する儲け、ということになる。

   典型はデイトレードだろうか。数分の作業で億単位の儲けを出したりする。通常のギャンブルだと、投資してから結果が出るのに数分以上はかかる。デイトレードの超ギャンブル性は危険である。

   時間当たりの儲けという意味では、時給という基準もある。同じ時給でも、キツい仕事もあれば、比較的楽な仕事もある。楽して儲かる仕事というのはなかなかないが、捉え方も人それぞれだろう。

   さて、本来の生産性で見たとき、女性の方が男性よりも生産性が高いと思うのである。それなのに、一般的に同じ仕事でも女性の方が単価が低い。やはりこれは差別だろう。

   女性の生産性が高いと感じる理由は、その集中力と正確さである。同じ繰り返し作業でも、連続して続けられる根気と集中力は、男性にはない。男性はすぐに休もうとするからである。また、集中している分、間違いも少ない。品質の安定には欠かせないスキルである。しかも。不具合に気がつく感覚の鋭敏さも男性とは比べ物にならない。

   これに対して、男性は移り気であり、集中できない。すぐに近くの人に話しかけたりする。一人でいても、スマホは触ったり、不必要な机の片付けをしたりする。

   筆者は、電子会議推進者なのだが、パソコンやタブレット持ち込みの会議は実現不可能だと思っている。というのも、筆者ですら、そこにキーボードがあれば、余計な検索をしたり、入ってきたメールに返信したり、ヘタすると会議に関係のない内職をしてしまうのではないかと思うからである。

   現在提案しているのは、モニターを各席に取り付け、プレゼンターのみパソコンを操作し、他のメンバーは画面を見るだけ、というのものである。これなら、手元の資料を見るだけとあまり変わりなく、ペーパーレス化ができる。

   ただ、筆者のように老眼だったりすると、本来はパソコンやタブレットの画面拡大機能が欲しいし、メモ取り用にキーボードも使いたいのだが、多分、会議には集中できないと思うのである。

   男性が仕事に集中できないもう1つの理由が、女性の存在による妄想癖があるからである。

   すべての女性は,男性にとっては高い関心の対象である。正直言って,仕事の仲間とは基本的には思っていない。五感に伝わるすべての情報が,男性の仕事に対する集中力を削ぎ,仕事の能率を下げる。

 ほとんどの仕事は,男性社会のためにある。男性がその答えを考え,答えを作り出し,世の中に送り込む。すべて男性がリードしなければ世の中は動かないのが現実である。そこに女性の意見や考え方を加えたとしても,最後の決定権は男性が握っている。

 チームに女性が専門職として参画する場合,一定の評価は与えられる。法的知識やデザイン,IT系知識などである。しかし,専門職の仕事は,あくまでもメインの業務の側面サポートに過ぎない。決して中心に入ることはできない。

 女性が圧倒的にリードできるのは,結局女性のための製品開発だけではないだろうか。残念ながら,女性向けの製品開発の大部分も現実は男性がリードしている。しかし,医療,衛生,ファッションなどの分野は,男性では理解できない分野である。もっと女性が進出すべきだと思う。

 世の中,何でも男女比率を同じにしようという努力が続けられているが,単に頭数だけ同じにしても,リーダーが男性では女性の参画は形ばかりのものになるのは明らかである。リーダーも女性,男女比1:1が望ましいように思えるが,これも違うように思う。やはり,女性リーダーの下で100%女性が活躍する組織が必要だと思うのである。

 仮に,女性が大部分という職場に男性が入った場合,女性はいろいろを気を使う。気を使う必要はないのだが,そこが女性らしいところである。したがって,女性が最大限の力を発揮するには,男性がそこにいてはならない。同様に,男性も最大限に力を発揮するには,女性がいない方がいいのである。

 わざわざ,仕事のしにくい男性組織に入る必要はないのではないか。女性が組織を作るべきではないのか。そこで最大限の生産性を発揮すべきではないのか。

 仕事をする上で,お互い異性がいない環境の方が仕事をしやすいのである。女性にとっては男性は邪魔,男性にとっては女性は目の毒,ということなのである。

 そういえば以前,女性だけの街(国)を作ろうという提言をした 女性の意識改革についての提言 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/8/5。衆議院参議院に加えて女性だけの国会を作るべきだとも提案した 命がけの仕事をする覚悟はあるか--女性に問う - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/12/11。男性は女性の意見を聞かないし,聞いていても結論に反映することはない。したがって今の国会は機能しないし,企業も動かない。

 女性が社会的な立場を得るには,教育,知識,専門知識で理論武装するしかない,と書いたことがある。しかし,それだけでは社会をリードできない。発言力,行動力,肝の座り方なども必要なようだ。女性が集まると,井戸端会議になりがちだが,世の中を動かして行こうという夢と,それを具体的に進めるための論理的な戦略を立てられるだけの力量が必要である。

 世界各国で,女性リーダーが苦戦している。権威主義国では,女性リーダーが成り立たない。地球はどうなってしまうのだろうか。相手を抹殺することしか頭にない男性リーダーを排除し,今地球に必要な食糧,エネルギー,そして安定した気候を「生み出す」ためには,女性による前向きな生産性が必要だと考える。なんでも体制に反対しているだけの環境リーダーや,文化の破壊という誤ったメッセージの発信をするグループなど,結局は破壊行為をしていることに代わりはない。いかに「モノを生み出すか」を女性の視点で提案してほしいものである。