jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

原発からの処理水放水に対する嫌がらせ電話--組織的な「掛け子バイト」と思われるが,中国が元締めでない可能性も

筆者は,電話が嫌いである。電話を掛けるときは何を言うかを事前に復唱してからダイヤルするので緊張するし,受けるときはたいてい他の仕事をしたりリラックスしたりしているときで,割り込まれるのが嫌なのである。

 東京電力福島第一原子力発電所の処理水放水が始まったことをきっかけに,中国の国番号の国際電話での嫌がらせ電話が,無差別に掛けられている。受ける側は仕事にならないだろう。

 掛ける側は,おそらく掛け子としてのアルバイトだと思われる。ある組織がSNSで掛け子を募集し,それに応募した人に名簿を渡し,それを転々と回しながら掛け子として電話を掛け,これに対する報酬を得る,という形である。嫌な流れを感じる。

 日本でオレオレ詐欺の掛け子,受け子をするのは,いわゆる高額バイトである。ただ,学生のアルバイトではなく,就職がうまく行かなかった若者である。

 中国の場合も,経済発展に陰りが見えており,失業率は20%,若者の6人に1人が失業していると言われる。もともと,収入格差があり,地方での生活は非常に貧しい。電話を掛けるだけでバイト代が手に入る,しかも電子マネーが普及している中国では,場所の制限もない。別に日本に対して特別な意識がなくても,作業として電話ができる。電話は供給されたかもしれない。レンタル電話かもしれないが,これも元締めが供給したものだろう。足がつくこともない。

 へたすると,日本人がそのバイトをしている可能性も否定できない。中国を悪者にしようという企みと捉えられなくもない。この辺りは国際問題だけに,きちんと証拠を固めないと,マスコミに踊らされてはならないと思うところである。

 カネは,あるところにはある。カネをばらまいて,弱者を手なづけることで快感を得ているのだと思う。それは,経営者と労働者という搾取の構図でもある。先進国と発展途上国の関係でもある。

 「貧すれば鈍する」であり,犯罪という感覚がなくなってしまうのは,人間の悲しい性(さが)かもしれない。一方で,カネと権力を手に入れた政治家,高級官僚,専門職,ベンチャー経営者,そしてファンドや財閥などは,「富すれば鈍する」となっていないか。いよいよ,人類の終わりが見えてきたような悲観的な見方をしなければならなくなってきた,というのが筆者のコメントである。カネに踊らされないで,目を覚ましてほしいものである。