jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

見た目は自己主張

見た目だけでは、人を決められない、とはよくいわれる。しかし、意図した外見と意図しない外見によって他人からの印象は変わる。第一印象でマイナスからスタートすると、その挽回には相当の力が必要になる。

外観は、輪郭、頭と顔、服に大別できる。

輪郭は、背の高さや体の太さ、パーツのサイズなどで決まる。DD (デブ、デカ)はこの中に入る。一般的に輪郭が大きいことは、自己主張になる。意識しなくでも主張する。DD は私にとってはマイナスの主張である。ただし、男性のデカさをプラスに捉える女性は多いかもしれない。

女性のパーツは一般的に魅力につながる。これも意図しない自己主張である。一方、男性のパーツ、ここでは腕の太さや胸板の厚さのことを意味したつもりだが、これは意図的な自己主張である。つまり、意図的にトレーニングしなければ得られないサイズであり、そのトレーニングは意図してしかできないからである。

頭と顔に話を移そう。化粧は女性にとっての意図的な自己主張である。社会生活の中での相手に対する礼儀の範囲が求められる。それを越えると、強い意図を持った自己主張になってしまう。

男性は化粧をしない分、相手に対する礼儀は髪の毛、ヒゲの手入れと、服のまとまりにある。若い人は意図的にワックスで髪の毛を立たせたりしている。これはオシャレの範囲であれば許されるだろう。しかし、相手の価値観によってはマイナスに受け取られる。それほどのリスクを負ってまでこだわるのが理解できないところである。

ヒゲは、私は絶対に許すことができない。髪の毛は薄くなつたり白くなったりは自然現象なので仕方ないと言えるが、ヒゲはムダ毛である。剃らないという礼儀に反した意図が見える。マイナスである。

メガネはまた困った自己主張をする。こればかりは、伊達メガネ以外は必要不可欠なアイテムなので、十分に吟味してもらいたい。

最近は、カラーフレームがオシャレアイテムとして人気である。タレントさんもテレビで掛けたりしているので、抵抗がなくなってきているようだ。しかし、白フチや黄色のフチはいかがなものか。ビジネスシーンで許されるのか。逆に太い黒ブチのフレームは、相手に対する威嚇力があるように思える。意図して選んでいる場合は効果があるが、意図していない場合は相手からの距離を作り、自分を隠し、したがってマイナスの印象を与えることになる。

そして髪の毛である。女性の髪については、何をしても良く見える。長さも色も形も自由である。年寄りの緑や紫、赤の髪染めはまったく理解できないが、それぞれ、オシャレなのではないだろうか。

問題は男性である。ハゲはもう仕方がないが、治療の努力はしたのか、増毛やカツラという手はないのか、そういう意識をしたかどうかで、見た目の印象はまったく異なる。ほとんどの男性は悩んだはずだが、美しくない。整え方で印象は変わる。その努力が見えない。

白髪は、染めるという手段がある。染めようとしたのだろうか。経営に携わる人はその人格が現れるが、定年後シニアのように経験もなく、能力もないのに白髪でいることは、若い周囲にとっての圧力になる。お客様にとっても圧力になる。

ロマンスグレーといえば聞こえはいいが、要は白髪である。ただこれをオシャレにできる人も中にはいる。笑顔を含めた周りへの配慮、滲み出る教養と品格、そして服などとのバランスである。白髪=ロマンスグレーと勘違いしているシニアは今すぐチェックしてもらいたいものである。