jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

オンライン会議は,女性にとっての福音

新型コロナウイルスの蔓延で,zoomを先頭にオンライン会議が当たり前のように行われるようになった。

 筆者は基本的にオンライン会議は嫌いである。正直,zoom会議は好きじゃない - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/2/18。相手に常に自分の顔が正面から見られている。相手にどのように見えているか分からない。大型モニターに大写しになっているかもしれない。背景や服装の荒ら探しをされているかもしれないと思うとゾッとする。

 しかし,女性にとっては福音であると思う。リアルな会議になると,男性の参加者は常に会議をリードしようとし,マウンティングを図ろうとする。女性に対しても圧力をかけてくる。さらに,セクハラとも言える視線を,女性に対して投げかける。視線を下にやれば,女性の素足やスカートが見える。女性は常にそれを意識して防御態勢に入らなければならなくなる。

 ところがオンライン会議では,男性参加者が大声で発言しても,ボリュームを落とせば脅威はなくなる。女性が自分の素足やスカートを画面に移さなければ,セクハラも起こらない。セクハラ的な視線も避けられる。

 こうして対等な立場で議論ができるのではないかと思う。

 森喜朗オリンピック組織委員会元会長が辞任し,橋本聖子氏が新会長となったあとのIOCとの2021年3月3日の5者会談。IOCはバッハ会長,IPCのパーソンズ会長、組織委員会の橋本会長、それに東京都の小池知事と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣の階段がオンラインで行われた。5人中3人が女性。なかなかこういう会談は行われないだろう。バッハ会長も,これまではツーカーの森氏だったが,橋本氏となり,言いたいことも言えなくなったのではないだろうか。

 正直言えば,男性にとっても福音である。女性が会議に参加すると,やはり気を遣う。男性としては,女性の胸元や足元にどうしても視線が行ってしまう。それを悟られないようにする努力が必要である。さらに,女性の化粧の香りも結構気になる。逆に自分の体臭が女性にどう受け取られているのかも気になる。

 新型コロナウイルスが解決していない今,リアル会議ではマスクの着用,継続時間の制限などにもきをつかわなければならないが,オンライン会議ではマスクも不要。相手への感染拡大の危険もない。

 時間も空間も飛び越えて実現できるオンライン会議は,もっと積極的に取り入れるべきだろう。自宅からのZoom参加で生活臭を消すには - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2020/4/13。AR技術も導入したい。オフィス側はARでリモート人をバックアップしてほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2021/3/2。女性はもっと,オンライン会議を積極的に提案した方がいいと思う。