jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

次の耳ナビは,新聞の音声合成音読

残念ながら,筆者のイメージする「現在地案内」アプリには,出会えていない。そもそも,歩き始めてからナビ設定するのは間違っている。
 音声入力で行先を設定する方法はgoogle mapやYahoo mapでも試したが,比較的うまく行くのはmy daizだった。詳細な案内もあるので,「歩行者ナビ」としてはmy daysが良かった。
 しかし,一般にどこかに行こうとすると,徒歩,クルマ,電車の単体で行けることは少なく,徒歩と電車の組み合わせが一番多い。しかし,my daisでは,電車,クルマ,歩行者のそれぞれしか設定できず,また歩行者ナビも,目的地から5km以上離れるとセットできず,クルマ用のナビが示される。案内する内容をうまく分けたことによって,かえって少し使いにくくなってしまったのは残念である。
 その点で,google mapもyahoo mapも,公共交通機関を含むトータルの経路検索ができ,その中で電車に乗る前後の徒歩部分は歩行者ナビを働かせることができる。google mapは比較的細かい交差点名やコンビニ名を読み上げてくれる。一方で,yahoo mapは飲食店や美容室などを目印に教えてくれる。親しみやすさからいうとyahoo,正確さからするとgoogleということになるかなという感触だった。
 さて,音声時計,最寄り駅案内,音声ナビに続く耳ナビアプリは,読み上げ新聞「日本の新聞」にした。
 ニュースアプリは山のようにあるが,どちらかといえば社会面,エンタメ,スポーツが大半を占めている。しかも音声で読み上げてくれるアプリはない。
 テレビ系のニュースアプリは,動画像と同時に配信されるので,移動中に画面を見ることもなく,情報としては無駄である。
 新聞系の各社のアプリは,電子新聞としてPDFとして配信することが中心で,これも目で文字を追うしか方法がない。また,大手3紙は社会面ネタが多いし,経済系2紙は対象企業が細かすぎる。紙では一瞬のうちに必要な情報にたどりつけるが,耳情報では不要な情報をダラダラと聞かざるをえない。
 その中で,時事通信社共同通信社の内容は,日本を含む世界の重要なニュースをバランスよく配信しているように思った。
 「日本の新聞」は,全国新聞をはじめとしてかなりの数のソースを選ぶことができ,使いやすいと感じた。また,テキストの音声合成なので,気になった記事を文字で読み返せるのも便利だと思う。
 筆者の場合,イヤカフ型イヤホンで,しかも片耳装着で外の音とミックスで聞いているので,小説のようなガッツリと文字を追わなければ内容が分からないコンテンツにはあまり適さない。食事しながら横のテレビでニュースや天気予報をしている,という程度の軽い情報提供が,耳ナビには適していると思う。
 ほぼ,この4つのコンテンツで移動時をカバーすることができた。あとは,それぞれをどうブラッシュアップするか,試してみたいと考えている。