ナビよりも「いまどこガイド」が欲しい--「右に見えますのは◯◯でございます」的な - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/9/28 と書いてから1ヶ月が経過した。残念ながら“いまどこガイド”は見つかっていない。iOS対応なら「音声地図」といったアプリがあるがAndroidでは見つからない。「GPS」だけをキーワードとして検索を続けるうちに,「GPSアラーム」系のアプリを使う方法に切り替えざるをえない様相になってきた。
GPSアラームは,場所を設定し,そこに近づいたり,そこから出た場合にアラームを鳴らすというアプリである。一般的に,最寄り駅をセットしておき,その直前で目覚ましが掛かることで乗り越しを防ぐために提供されている。
アラームと名前が付いているように,多くは目覚まし音が鳴る。また,通勤をイメージしているため,セットできる場所が数ヵ所しかないことも多い。そこでこの系統のアプリをいろいろ試してみた。
最初は,以前紹介したMacrodroidを使った(耳ナビ--検出半径,メッセージも自分ごのみにできるMacrodroidマクロを使うことに - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/9/18)。これも10数ヵ所セットしてあるのだが,どうも今ひとつ正確に動作しなかった。動作しない理由はアプリ側ではなくスマホのGPS側にあるはずなのだが,そのまま使わなくなってしまっていた。
その後,「GPSアラーム」の記事をいくつか読むうちに,この手の専用アプリを使ってみようかという気持ちになった。「今」の自分の情報がない--耳ナビを始めて分かったこと【iPhone情報の追記あり】 - jeyseni's diary (hatenablog.com) 2023/8/28でNaplarmというアプリを紹介し,再度挑戦してみたのだが,やはりうまく行かない。
ぐるっと回って,海外版の「Wake Me There」(WMT)というアプリをセットすることにした。権限の設定など,最初の設定が英語だが,場所の設定は日本語でできた。複数個所も容易にセットできた。音声も,自作(Text to Audioで作成)の音声ファイルを使える。広告も表示されるが,それほどしつこくない。
なにより,これまでのアラームは動作したあと,再セットしないと動作しないが,WMTは動作後に自動的に動作セットするオプションがある。同じ経路を往復する場合,行きにアラームが動作したあと,そのまま胸ポケットにスマホを入れたままでも帰路にアラームを動作させられる。
通常の歩行ナビでもカーナビでも,かならず目的地をセットしなければならないし,ボタン1つで帰路をセットできるにしても,何らかのセット動作が必要になる。
耳ナビをする以上,スマホを取り出して操作する回数はなるべく減らしたい。GPSが動作し続けるためにバッテリーは消費されるが,それはまた別の方法でカバーすることを考えてみたい。
WMTは20mという半径もセットできる。さすがにこのセット半径では検出ミスも多いが,交差点ごとに設定,あるいはバス停ごとに設定,といった使い方もできる。通常の移動範囲で楽しむことはできる。
まあ,見知らぬ土地では歩行ナビをセットして,位置確認するという使い分けをすることにした。音声でセットできて,比較的案内が丁寧な「my daiz」を使うことにする。
まだまだ,完全な耳ナビには遠く及ばないが,そのうちgoogleアシスタントやSiri,Amazon AlexaなどにChatGPTが連合して,音声認識,音声合成によるより使いやすい耳ナビも登場すると期待している。