jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

腕時計型ウェアラブル機器への疑問--指輪型も今ひとつなので,首掛け型(折り畳みディスプレイ付き)もほしいところ

Apple Watchが大流行しているようである。電車の中でも,つり革につかまっている手首を見ると,黒い四角い画面の腕時計型ウェアラブル機器を頻繁に見かけるようになった。ブームなのだと思う。

 以前書いたが,筆者が腕時計をしなくなって,もう20年になる。夏場の汗に悩まされたほか,なんとなくカチャカチャと音がするのが気になったからである。家でもオフィスでも,座ったら腕から外して引き出しに入れてしまう。持ち歩かなくても時間はどこでも分かる。ならばやめようということにして,今に至る。

 腕時計型ウェアラブル機器は,肌に直接触れるため,脈拍は比較的簡単に測れるので,ランニング用や健康管理用として定着しつつある。体温や血中酸素飽和度が測れるという腕時計型ウェアラブルは,新型コロナウイルス禍の初期に購入して1年ほど使っていたが,今はそのまま箱に戻ってしまっている。

 便利そうな使い方としては,SUICAPASMOなどの交通系カードとの連携で,自動改札機をスッと通れる,というものなのだが,現在は改札機側のタッチパネルが右側にあるため,左手に付けたウォッチをタッチするには身体を拗らなければならない。これが動作としてあまり格好が良くない。

 交通系カードと連携するウェアラブル機器として,指輪型があり,これは右手の指にはめておけばタッチ動作は問題なさそうである。しかし,確実に認識するかどうかの保証が自分ではできなくて,購入には至っていないし,何しろ指輪をするという習慣もすでにやめているので,今さら指輪を,しかも右手にすることはできない。

 セキュリティー対策で,胸から下げたカードで入退出のタッチをする仕組みは,多くの企業で採用されている。社員や関係者を明示する意味でも,首からカードをぶら下げるのは習慣になってきている。ウェアラブルもカード型でいいようにも思える。

 この1年ぐらいで,スマホを長いストラップで首からかけて,腰の辺りでぶらぶらさせる持ち方が流行っている。ここまで長くなくていいのだが,長ストラップにウェアラブル機器をぶら下げるのは便利かもしれない。折りたたみ式のディスプレイも市民権を得始めている。ならば,カード2枚分ぐらいの軽量スマホが開発されれば,それがウェアラブルカードになるかとも思われる。バッテリーはストラップの別のところに取り付ければ,ディスプレイ部は軽く薄くできる。ストラップを経由して電力を供給すればいいからである。

 なんだか,初期の軽いガラケーの時代を思い出す。今のスマホは重すぎる。メガネ型のARメガネも可能性は高いが,一般生活なら「折り畳みカード型ストラップ式ウェアラブルも1つの方法だと思う。