jeyseni's diary

「ジェイセニ」と呼んでください。批判ではなく提案をするのが生き甲斐です。

“経済新党”への期待--日本をもう一度奮い立たせるために,隠居している場合ではない

 自民党による1党支配が難しくなりつつある。政治とカネ,権力という汚い図式が,自らを滅ぼそうとしている。かつてのロッキード疑惑と田中角栄の図式を思い出させる。

 しかし,現在の野党に日本を正しい方向に向かわせる政策も実力もない。何しろ海外交渉力などゼロの人たちだけだからである。やはりここは,海外と交渉して自らを発展させてきた企業のトップが中心となった経済中心主義政党が出てこなければならないと考える。

 豊田章男氏がトヨタ自動車会長に--次は日本再生に乗り出してほしい - jeyseni's diary (hatenablog.com) (2023/1/28)と,1年前に筆者は書いた。トヨタ,日産,ホンダというクルマ大手,水素エネルギーに力を入れ始めた日本製鐵新日鉄川崎重工業などの鉄鋼大手,流通・通信で世界と対抗できるソフトバンク楽天,そして交渉事ならお任せの菱商事、三井物産伊藤忠商事住友商事、丸紅、豊田通商双日の7大商社,そして石油元売り大手。これらをまとめて,日本の世界的な経済復興と食糧事情の改善,地球環境保全に資するための経済政党をつくるチャンスだと考える。

 せっかく,2024年はこれら大手が春闘で満額回答を出して,労働側との対立を少し緩和したタイミングである。ここは「経済界が日本を再生させる」として日本を引っ張ってもいいのではないだろうか。

 現場は現役世代に任せ,会長職になってもなおかつ実力を発揮している経営者が多く存在する。豊田章男氏もそうだし,ローソンやサントリーを率いてきた新浪剛史氏,ユニクロ柳井正ソフトバンク孫正義楽天三木谷浩史などの著名な名前が上がる。鉄鋼業,商社,石油元売り各社を育てた超トップも引退・隠居しているときではないのではないだろうか。

 現在は,経済団体連合会経団連),経済同友会日本商工会議所と3つある経済団体が一致協力して政治を,そして日本を動かす原動力になる絶好のタイミングだと思うのである。人生の最後の10年を,日本の再生のために再度活躍していただきたい。